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■2011年05月31日(火)  台風・入梅
 パシフィック

 4試合のこの週もソフトバンクは止まらず。巨人戦を同じスコアで連勝すると横浜戦では最大4点ビハインドを終盤にひっくり返し、交流戦に入って引き分けを挟み負けなしの8連勝。復帰した馬原が3戦連続セーブなど投打が非常に噛み合っている。日本ハムは4戦中実に3試合で完封勝利。広島戦はいずれも1得点で制し、ずっと援護の全くなかった武田勝は最低限の援護で自身の連敗を5でストップ、待望の白星。急上昇を見せたのが西武で、涌井の完封を皮切りに4戦すべて先発投手に勝利がつく連勝、シーズンの貯金も1に。ロッテは吉見の今季初勝利でようやく交流戦初勝利、阪神に連勝したものの、巨人戦には完封負けと引き分け。楽天も苦しい。横浜との乱戦を引き分けに終えると田中で落とし、阪神とは1勝1敗。ヤクルト戦で3連勝としいい感じで来ていたオリックスだったが、その後3連敗と失速。

 セントラル

 交流戦で一気に上ってきた中日。ダルビッシュに完封を喫するも、そこから3連勝を挙げ、セの中では一人勝ちという状態でリーグ単独首位に浮上。まだ中軸は頼りないが控え陣が活躍。ほぼ崩れていながらもギリギリリードを守る岩瀬はなんと言うか。ヤクルトは逆に一気に落ち込んだ。由規の力投で一つ勝ったのみ、交流戦10試合で計13点とすっかり打線が萎んでしまった。打線低調はヤクルトのみの話ではなく、広島も日本ハムに連続完封を喫するなど26イニング無得点で4連敗。巨人も得点力は低く、ソフトバンクに1点差で連敗、内海の完封で一つ勝った後は引き分け。阪神も3連敗で一時リーグ最下位に転落したが、金本の逆転弾で一息。横浜は楽天戦で粘り強さを見せ一時5位浮上。しかしソフトバンクに逆転負けを喫し、翌日は大敗。
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■2011年05月24日(火)  交流戦スタート、トレード、そしてあの人が
・横浜が中村紀洋の獲得を発表
・西武小野寺とヤクルト鬼崎のトレード成立
・阪神江草と西武黒瀬のトレード成立

 浪人状態のままだった中村紀についにオファーが。横浜というのは正直ほぼないと思っていたチームだったのでかなり意外。玉突きのように見えなくもないトレードも本日2件成立。阪神は故障者続出で手薄なショート補充、西武は実績あるリリーフ左腕を獲得。ヤクルトもリリーフが薄くなっており、実績があり荒木コーチが縁のある小野寺獲得、西武は黒瀬放出の代わりに内野手補充という感じでしょうか。…ヤクルトもショート故障者多かったような…。

 パシフィック

 ソフトバンクが得意の交流戦で首位固め。初戦和田が4失点も追い上げて引き分けると、翌日から40年ぶりの球団タイ記録となる3連続完封勝利。4連勝2引き分けと3カードを負けなしで終えた。日本ハムは武田勝がまた援護なく敗れるなど得点力がもう一歩で3カード連続イーブン。連勝スタートの西武は中日戦で手酷い逆転負けを喫したが、翌日は5ホーマーを浴びせて大勝。リーグ同率3位に浮上。例年好成績のロッテがよもやの失速。打線もいまいちだがリリーフの綻びも目立ち、引き分け一つを挟んで5連敗、いまだ勝ち星なし。楽天はサンチェスが立て続けに抑え失敗し連敗スタート。ヤクルトに連勝も、先発不足から小山が11年ぶりに先発した中日戦には大敗。オリックスは阪神・広島とイーブンで終え、巨人に連勝。寺原が先発で巨人戦初勝利を記録。

 セントラル

 館山の力投で初戦勝利のヤクルトだったが、翌日から4連敗。得点力がはっきり落ち込み、5回コールドのソフトバンク戦も無得点で引き分けが精一杯。この失速で広島が急接近してきた。リードを追いつかれて引き分けた後連敗も、大竹の復帰登板から3連勝。ロッテ戦で逆転勝利も飾り、ヤクルトに半ゲーム差に迫った。中日も交流戦で好調。5点ビハインドを土壇場でひっくり返す劇的勝利など3連勝、一つ大敗の後も連勝しトータルも貯金3に。復帰した阿部がいきなり2ホーマーの巨人は楽天に競り勝って連勝も、その後はまた得点力がいまひとつ。オリックスに連敗を喫して3カード終えてイーブン。阪神は苦しい戦いを強いられた。故障者が相次ぎ、打線低調で一つ勝った後4連敗。守備の穴が目立った試合も。横浜は西武に連敗のあと、ハミルトンの来日初勝利など引き分けを挟んで連勝。ただ打線の状態は良くない。
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■2011年05月16日(月)  バレンティン旋風
 パシフィック

 日本ハムとソフトバンクが首位を競り合う状態。ダルビッシュの15奪三振完封でスタートした日本ハムは翌日完封負け、雨で1試合流していたが、オリックス戦では打線活発に。木佐貫をKOするなど大勝で連勝、単独首位に浮上。不調だった小谷野にも復調の兆し。一方ソフトバンクも2カード連続勝ち越し。小久保の通算400号などもあったが、安定し続ける先発の力抜きには語れない。岩嵜が待望のプロ初勝利を挙げた翌日、杉内が15奪三振完封で今季初勝利。ただファルケンボーグが一時離脱でリリーフは手薄に。ロッテは西武戦をすべて雨で流し、楽天戦は初戦を引き分け、唐川完封のあと渡辺俊で落としタイ。上位2チームとは少し差が開いた。ついに岩村を抹消した楽天は永井の完封で連敗を4でストップ。ロッテ戦ではラズナー降板のアクシデントを継投で勝利したが、依然打線は物足りない。4連勝と立て直したかに見えた西武だったが、前半雨で流し、ソフトバンクには連敗。帆足の好投で一つ勝ったが、ここも打線が低調。オリックスは新外国人へスマンが週3ホーマーと気を吐くも、投手陣が踏ん張れず一つ勝ったのみ。早期KOされた木佐貫を翌日リリーフ投入もまた失点。

 セントラル

 中日戦を流したヤクルトだが、横浜戦でバレンティンが爆発。バットを折られてスタンドインの破壊力で1試合3ホーマー、翌日も一発と大暴れ。投打が噛み合って3連勝で首位固め。追っていた広島は篠田が阪神に打ち込まれ、巨人戦ではサヨナラ押し出し死球で一つ拾うもバリントン・前田健で落として負け越し。ヤクルトと少し差が開いた。3位以下は混戦模様。故障者続出の巨人は横浜に連敗を喫して一時最下位転落も、広島に勝ち越して3位浮上。内野は坂本以外すべて入れ替わったという状態で、先は読みづらい。中日はヤクルト戦中止の後、阪神に勝ち越し。ただ依然打線の状態は上がらず、上位に抜け出していくにはやや決め手を欠くか。阪神は広島戦では篠田を打ち崩したものの、中日には負け越して5位。こちらも現状の混戦を抜け出るにはやや勢いが足りない印象。横浜は先発で眞下、リリーフで大原慎がプロ初勝利を挙げ、前週から5連勝として一時3位浮上。しかしその後4連敗を喫してしまい、また最下位に戻ってしまった。高崎の好投がなかなか報われない。
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■2011年05月09日(月)  唐突にトレード連発
・日本ハム高橋が巨人へ金銭トレード
・巨人星が西武へ金銭トレード

 いずれも本日夕方以降明らかになりました。高橋は今季二軍にいたものの打撃はさすがに格違いの数字。星は故障者続出という二軍捕手陣の手当てでしょうか。

 パシフィック

 日本ハムとソフトバンクがぴったり張り付く首位争い。双方とも前半カードに勝ち越し、後半は直接対決。3連戦すべて逆転決着という接戦の末、ソフトバンクが勝ち越して同率首位並走。脇腹痛で斎藤が離脱した日本ハムだが、打線で中田が着実に成長中。ソフトバンクも故障者続出で、内川がスタメンを外れ、オーティズが肉離れで抹消。打線はパッとしないが先発陣が圧倒的に安定。井口の満塁弾など派手な逆転劇を見せたロッテは西武に勝ち越した後、オリックスとはタイ。井口の打点が非常に多い。楽天は打線が苦しい。3連敗は新人塩見が零封の初勝利で止めたものの、西武戦は3試合でわずか1得点で全敗。開幕連勝以降は4点が限界という得点力は厳しいものがある。本拠地に戻っても西武はトンネルを抜け出せず、涌井を立てて4点リードを引っ繰り返される悪夢の逆転負けなど連敗を6まで継続。しかし西口が連敗を止めると楽天戦では一転連続完封など3タテし4連勝。オリックスは寺原が再び完封、西が開幕4連勝をマークしたが負け越し。

 セントラル

 やや明暗が分かれつつある。好調のまま中日に勝ち越したヤクルトを、広島が急追。横浜戦に勝ち越して挑んだ首位攻防は、打ち合いを制して同率首位に浮上。2戦目は引き分け、首位で並立。ヤクルトは一時の勢いが少し落ち着いてきたか。ヒットの半分を横浜戦で放っている広島トレーシーの今後に注目したい。この2チーム以外はすべて借金生活。巨人は小笠原がようやく2000本安打達成。阪神に負け越した後中日に勝ち越し、この週はイーブン。實松がプロ初のサヨナラ打。持ち直してきたかと思えた中日だがヤクルト・巨人に連続負け越し。チェンが復帰、川井が1年ぶりの勝利と好材料もあるが、打線がまだ振るわない。落ち込んだのが阪神で、巨人には勝ち越したものの横浜に3連敗。看板と見込んだ継投策に綻びが出ているのが痛い。逆にこの3連勝で横浜が息を吹き返した。リリーフだったハミルトンが先発するなど不足は続いているが、終盤の逆転にサヨナラといい形を作ることが出来た。
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■2011年05月03日(火)  強風下のプレイボール
先週は天候が荒れ気味で、とんでもない強風下のゲームがちらほら。

・オリックスがロッテ竹原を金銭トレードで獲得

 スタメンが左偏重ということで右打者を獲得。うーん、でも竹原だと去年で退団した相川と大差なかったような気もしないでも…。

 パシフィック

 好調が続く日本ハムはソフトバンクとタイ、西武戦では5点差をひっくり返すなど連勝し単独首位に。斎藤の3度目の登板は引き分け。投打が噛み合っている一方、失策が随分多いのは気になる点。ソフトバンクは苦手武田勝を攻略して日本ハムとタイにしたものの、ロッテ戦で打線が沈黙し連敗。それでも最後は一発の力で大勝。楽天は岩隈完封のあと待望の本拠宮城に戻ってオリックスに連勝。大敗したものの横川の3年ぶりの一発も。成瀬が連続完封、ソフトバンク戦で完封リレーとロッテは投手が好調で2カード連続勝ち越し。唐川も強風を味方につけた投球を展開。オリックスは投打とも振るわない。ロッテ戦では終盤競り勝った3戦目以外大敗、宮城でも楽天に飲み込まれた。そんななか西が開幕から3連勝。完全におかしくなってしまったのが西武。楽天には岩隈に完封され、日本ハム戦ではリードを守れず逆転負け。一つ引き分けが精一杯の4連敗。

 セントラル

 ヤクルトがさらに突っ走り、きっちりした展開で巨人を3タテ、9連勝をマーク。阪神戦に連敗し、復帰した村中がまたも故障離脱と暗雲も漂ったが、両リーグ10勝一番乗り。新外国人バレンティンが週5ホーマーの爆発。広島も好調を維持し、バリントンが完封で開幕3連勝などチームも3連勝。ただ中四日登板の前田健は終盤に逆転を許すなど今季はまだもうひとつ。打線沈黙で低迷していた中日だったが、横浜を3タテし、さらに広島にも勝ち越してこの週大きく浮上。岩瀬は不安な投球が続くが、投打が噛み合ってきた。山内は6回コールドで完封に。広島に連敗した阪神だったが、好調ヤクルトに連勝。新井貴が1本出るとポンポンと3ホーマー。巨人はヤクルトに3タテされ、横浜初戦も落として4連敗。その後打線奮起で連勝も、投手の布陣がいまだ流動的。苦しむ小笠原は2000本安打にあと2。前週一気に落ちた横浜はこの週も失速が止まらず。中盤の逆転で打ち合いを制した1勝のみで大きく負け越し、単独最下位に転落。先発の頭数が揃わない上に打線も止まってきてしまった。
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