■2011年09月26日(月)
秋風強まりペナントも終盤
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パシフィック
マジック点灯したソフトバンク、大場がわずか6球で危険球退場となったゲームは雨で流れ、オリックスとはタイ、楽天に勝ち越し。状態はそこそこといった感じだが、日本ハムの失速が予想外のペース。西武に連敗、オリックスからは3試合で2点しか取れず、計7連敗。1位2位の差は一気に開き、ソフトバンクのマジックはみるみる減って7に。そしてむしろ下からの突き上げが激しくなってきた。オリックスはソフトバンクとタイの後日本ハムを3タテし、2位まで3.5差に急接近。さらに猛追は西武で、日本ハム・ロッテに連勝し引き分け2を挟んで怒涛の8連勝。借金を2まで減らし、急上昇CS進出の可能性も出てきた。一方ロッテ戦をすべて流した楽天はソフトバンクに負け越し、勢いの差で少し苦しくなった。ロッテはこれ以上ないほどのどん底。西武に連敗し計8連敗。9月ここまで完封以外の勝利がないというとんでもない状態。
セントラル
今季限りでの落合監督退陣という電撃発表があった週だが、首位争いは白熱。ヤクルトは日ごとに相手の変わる日程の後中日と首位攻防4連戦。ここで3連敗を喫し1.5差まで迫られたが、終盤戦の救世主となっている赤川のプロ初完投勝利で踏み止まった。直接対決の3を含む5連勝で首位に迫った中日は今月大幅な勝ち越しでヤクルトを追い、勢いでは上回る。打線は相変わらずだが投手力は安定。少しばらけた感の3位には巨人。ヤクルトには勝つも、阪神戦では逃げ切りに失敗するなど一進一退。4位阪神も状況は似ており、この2チームはもう一つ上がりきれない状態が続いている。広島は横浜との4連戦をタイ。前田健・バリントンと勝ちたいところで勝てなかったのは痛かった。横浜は期待の筒香が2戦連発。対巨人、阪神を多く残していることでCS争いにどういう影響をもたらすか。 | | |