ストッパー20年史 +

東北楽天ゴールデンイーグルス

−新たな歴史の幕開け−

*斜体はリーグ最多

最多セーブ 次点 登板数 セーブ 勝利 敗戦 投球回 奪三振 防御率
2005年 福盛和男 49 11 4 3 63 36 3.57
1セーブで二名
新球団一年目、当初は小山が期待されたが、結局は実績のある福盛・吉田が中心に。もっともリードして終盤を迎えるケース自体が少なく、常にスクランブル態勢といった雰囲気も。勝ちパターンがどうこうというシーズンではなかった。
2006年 福盛和男 50 21 0 3 58 55 2.17
小倉恒 58 4 6 7 62 51 2.18
就任した野村監督はやはり当初小山に期待したが、福盛が自身最高の投球を見せて前半君臨。夏場までは鉄壁の投球を見せた。オールスター後不調に陥ったが、その窮地を救ったのは戦力外から返り咲いた小倉。連続最下位でも、勝ちパターン確立の気配も見えた。
2007年 福盛和男 34 17 4 2 36 33 4.75
小山伸一郎 30 16 3 1 31 27 0.58
3年連続の福盛だったが、肘の状態悪化でシーズン中に離脱。そこに登場したのが、長らく期待を裏切り続けてきた「未完の大器」小山だった。オールスター以降に16セーブを稼ぎ、1点未満の防御率と別人のような安定感。チームの4位浮上に少なからぬ貢献を果たした。
2008年 小山伸一郎 54 4 3 5 67 2/3 71 3.72
青山浩二 41 4 3 8 78 2/3 61 3.89
前年活躍の小山は開幕前に乱調。ならばとドミンゴを起用するも開幕早々に失格。青山のセーブは4月まで、小山のはすべて5月に記録したもので、短期間でのやりくりを繰り返し、一度も抑えが固まらないままのシーズンだった。充実してきた先発陣とは対照的な状態だった。
2009年 福盛和男 35 10 7 1 45 1/3 34 2.18
5セーブで二名
チームは着実に戦力上昇も、抑えだけはなかなか定まらない。当初予定されていた川岸が故障で、青山もグウィンも不安定で前半は実質不在。そんな状態を変えたのはアメリカから復帰した福盛。
最多セーブ 次点 登板数 セーブ 勝利 敗戦 投球回 奪三振 防御率
2010年 川岸強 49 13 2 5 50 46 6.12
小山伸一郎 55 11 5 4 59 2/3 54 2.41
福盛が立て続けに打ち込まれて抹消されると抑えは川岸に。しかし長続きはせず、6月になると急激に状態悪化。夏場奮闘した小山も固定とまでは行かず、またも抑えを固めることは出来なかった。打線も低迷し最下位に転落。

近鉄を引き継いだ形で福盛が抑え。その福盛が去ると本命不在となり、戻ってきてた福盛が返り咲いて、戦列を離れるとまたも不在状況に。星野新監督はこの流れを変えることができるでしょうか。そろそろ新星が欲しいところ。

通算セーブ BEST5
1 福盛和男 59
2 小山伸一郎 36
3 川岸強 18
4 青山浩二 10
5 マーカス・グウィン 7
2006−02−01
追加更新 2007−03−18
追加更新 2008−03−23
追加更新 2009−04−01
追加更新 2010−04−11
追加更新 2011−04−17

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