走り書記

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2003年4月1日(火) 

大阪近鉄5-2福岡ダイエー
新垣デビュー戦。最速152kmも、オープン戦から見るといまいちだったかも。全体的にシュート回転でスライダーの切れもいまいち。長所も短所も見せたマウンド。近鉄のバーンは想像してたよりもいいかも。
この試合で一番驚いたのは村松の三年ぶりのホームランだったりして。

日本ハム4−2千葉ロッテ
吉崎プロ初勝利。あのフォーム、凄くいい。ムリヤリぎこちなくしているようなあの不自然さ。ああいう形になるまでの過程が知りたい。

西武4−0オリックス
なんだかんだで勝つ西武、なんだかんだで負けるオリックス・・・。当初の予定ではマックが先発だったんだよなあ。

2003年4月2日(水) 

巨人5−0横浜
やっと古木にヒットが出た。でも得点にはつながらずか。巨人の下位打線は異常に当りすぎ。

ヤクルト9−4中日
バルデス打たれすぎ。しかし鈴木健はがんばってるなあ。まさかサードで使うことになるとはヤクルトも思ってなかったろうけど。

阪神10−5広島
小山田炎上。去年終盤からどうも危なっかしい。阪神の新外国人投手は二人とも良さそう。今年はどのチームの新外国人もなかなかの滑り出しだけど、広島だけいまいち。

オリックス3−2西武
やっと勝ったオリックス。でも三塁線の守備はかなり怖いなあ。

大阪近鉄5−3福岡ダイエー
和田初登板。やっぱり新人はみんな初回が固いなあ。2回以降は一安打ピッチングだけど、思ってたより荒れ球かも。近鉄5連勝、なかなか投手ががんばってる。小池は生き返ったかな。

日本ハム5−2千葉ロッテ
まさか最後に桜井が投げてるとは思わなかった。ヒルマン監督の起用法はやっぱり面白い。波留は依然無安打・・・。

2003年4月3日(木) 

巨人4−3横浜
中日2−1ヤクルト
広島5−4阪神
西武6−4オリックス
福岡ダイエー4−2大阪近鉄

セントラルは全部サヨナラですか。横浜のホワイトサイドは球速がある割に変化球が多かった印象。と思ってた矢先に投げた速球を後藤に運ばれてしまいましたが。巨人・久保は凄みはないけど安定した印象。ある意味アマチュア時代の評判通り。
福留のホームランはさすがだが、打たれた高津の衰えも気になる。広島・永川も初勝利。ただこのチームは新人酷使の伝統があるからその点が心配。阪神リリーフ陣は両外国人以外軒並み不調の模様。下柳はリリーフはきついと思うんだけどなあ。

オリックスは7つも四死球貰っても3安打じゃなー。許はオープン戦からそんなに調子が良くなかったけど、これで勝ったことで立ち直るかも。
オープン戦散々だったといえば、ギリギリローテ入りだった寺原が連敗ストップ。なんと言うか、相変わらず実戦向きというかまとまっている。スクルメタ、1イニング限定なら戦力になりそう。近鉄・山村は依然と比べると随分コントロールが良くなった。あれなら先発として計算できる。寺村は今までみる機会がなかったけど、なんとなく山田勉を思い出した。見事な自作自演でした。

2003年4月4日(金) 

阪神7−2広島
中日8−3ヤクルト

濱中にも当たりが出だして、阪神打線は好調そのもの。広島は一、二番があの出塁率だと辛い。緒方も絶不調だし。
ホッジスは今季ちょっとおかしいような・・・。対して川上は順調。仮にミラーが来ていたとしても今のアレックスほど働けたかと思うと、これは怪我の功名かな。ヤクルト・前田はせっかくサイドになっても球が高い。
ヤクルト・藤井が今季絶望らしい。ヤクルトはちょっとケガ人が多すぎるなあ。キャンプ前の五十嵐の故障といい、まるで呪われているかのよう。

2003年4月5日(土) 

阪神3−2ヤクルト
中日11−3横浜
大阪近鉄5−1西武
福岡ダイエー5−1日本ハム

伊良部はかつての伊良部じゃない。けど、緩急の使い方ははるかに上手くなった。さすがにアメリカで肝を嘗めただけのことはあります。にしても藤本の好調ぶりは凄い。
朝倉、バントの構えをしておいてホームランってなんすか!?あんなんやられたらショックでかいよなあ。しかし横浜は苦しい。打たれるだけじゃなく守りも破綻してるのがなんとも。

松坂ひざ裏の違和感で途中降板。しかしルーキー長田は依然としていいです。森があの状態だと取って代わるかも。近鉄では吉田が絶好調。阪神時代が嘘のよう。
絶好調といえば城島。7試合消化で打率6割ってなにごと。斎藤は技術的には問題なし。故障さえなければ二ケタは固いでしょう。ミラバルも調子は良かったけど運がなかった。岩本は一発病が相変わらず。にしてもクローマーが四番はきついな・・・。エチェバリアも今のところ微妙な感じだし。

2003年4月6日(日) 

巨人1−0広島
阪神12−5ヤクルト
中日3−2横浜
大阪近鉄10−2西武
福岡ダイエー6−4日本ハム
千葉ロッテ7−4オリックス

工藤若いですねえ。13奪三振ですか。黒田はどうも報われない完投の印象が強い。それにしても緒方の不振は相当深刻のよう。
ムーア打ちすぎです。滅多打ちを喰らったヤクルト投手陣ですが、全員がかつて移籍してきた選手というのは面白い偶然。阪神ルーキー中村は腕の振りは魅力的。平常心なら。
あわや乱闘騒ぎのあった試合、横浜は守備が厳しすぎ。またエラーが出てるし。村田の一発がせめてもの救いか。関川まさか復活してくるとは予想外。

近鉄強っ。西武はかみ合ってない。伊東がいないせいかリリーフの脆さが目に付きます。細川はこの機会に信頼を高めたいところなんだけど。
城島はもう神がかりという他ない。ホームランも文句なしの当りというのがまた。個人的には金子が相変わらず淡白なのが非常に残念。もう一段成長してほしい選手なんだが。
一勝同士の対決は投手層の差がもろに出た。ロッテのリリーフ陣はやっぱり豪華。移籍の土井だがダイエー時代とあまり変わってない。新外国人オーティズは前評判は高かったんだけどなぁ。

2003年4月7日(月) 

巨人9−4広島
ヤクルト6−5阪神
横浜7−3中日
西武10−6大阪近鉄
日本ハム7−5福岡ダイエー
千葉ロッテ4−3オリックス

ああ、永川が・・・。こういうとこでバシッと抑えるともの凄い自信になるのだが、炎上してしまったなー。木村拓の3失策には閉口。上原は不調ではないのに今年は変に打たれる。しかし巨人打線は開幕から飛ばし気味。
下柳こないだ投げたばっかのような気がするのだが。阪神リリーフ陣、本気でやばいかも。どうもピリッとしない。ヤクルト打線は平均年齢が高いが、宮出ががんばってるのが楽しみ。
横浜・村田5番昇格でまた一発。古木が悩んでいる間に抜いてしまったか?それにしても4番佐伯というのは・・・(打ったけど)。ホワイトサイドはこんなに打たれる投手じゃないと思うんだけどなあ。中日は打線が止まってきた感じ。

西武の新人後藤武も猛打賞。前川はもう西武に通用しないのか。近鉄打線は振れてるけど、三澤・宮本が掴まったのは不安材料か。しかし西武は三タテ喰らわないのはさすが。
杉内は4回だけ別人だったが、守りが足を引っ張った面も無きにしも非ず。ダイエー打線は城島・井口が高打率でわかりにくいが実はあんまり当ってない。シールバックは非常に良かった。先頭打者を出さないのは「勝てる」ピッチング。伊達はいい球を投げてるけど抑えとしてはまだ怖い。
オリックスはもったいない。しかしやっぱりリリーフが不安。オーティズはとうとう8番に下がって、それでもノーヒット。去年の「9番シェルドン」を思い出す。ロッテは外国人に火がつけばもっと点が取れるはず。ただ2番はなかなか固定できそうもない。

2003年4月8日(火) 

千葉ロッテ11−3大阪近鉄

ロッテ打線大爆発。今までの不振が嘘のよう。小野のピッチングを見ると、近鉄打線には制球力、と改めて思う。バーンは逆に制球力がばらばらだった。それ以上にひどかったのは寺村ですが。

2003年4月9日(水) 

中日6−4阪神
西武6−4福岡ダイエー
日本ハム4−4オリックス

ギャラード劇場全開。いや、打った濱中を誉めるべきか。それにしても一軍に上がった途端にこういう展開になるとは、大塚にもなんだかツキがある。クルーズは本物なのかなあ。まだ半信半疑。

今年のダイエーは守乱気味。ひょっとして守備走塁コーチが替わった(森脇コーチが今季から二軍監督に)影響か?新垣はやはり脆さが同居している。走者を背負ったときが課題。三井は併殺を狙えるボールをもっているのが強み。ダイエーのような雑なチームには効く。
日本ハム、14安打で4点はちょっと厳しい。伊達の抑えはそろそろきつくなってきた。対してオリックスは萩原―牧野のリレーは迫力満点。しかし4番シェルドンにバントのサインはよしましょうよ、石毛監督・・・。

2003年4月10日(木) 

松井が初ホームランで満塁弾。さすがです。

巨人9−8ヤクルト
阪神5−0中日
横浜7−4広島
福岡ダイエー8−0西武
大阪近鉄7−3千葉ロッテ
オリックス5−3日本ハム

鈴木健の守備は昔からだから仕方ないが、あの場面を作ってしまった高津の状態は本当に心配。毎回ピンチを作っている気がする。ペタジーニの守備は言ってもしょうがない。半分素人なのだから。
藤田―藤川―両外国人というのは面白いリレー。それにしても中日打線は一気に冷え込んでしまった。逆に阪神打線は依然好調。赤星はオープン戦から調子が落ちない。
2番古木というのは面白いのか無謀なのかよくわからない。それにしても広島打線は深刻。1番から4番まで打率1割台が並ぶというのは考えられない。ところで木村拓は三塁が苦手なのか?

ダイエー・和田は投球そのものより牽制の上手さが光った。こういうところは新人離れしている。長田は球場の狭さに泣いたかも。打ちまくっている城島だが足の状態がかなり悪いようだ。走れないだけでなく二塁への送球もいつもの城島ではない。日程の空きで回復すればいいが。
高村と加藤はある意味よく似ている。好調時は手がつけられないが、ダメなときは開始直後から滅多打ちに。この試合ではまさに明暗くっきり。神田はあまり無理使いしてほしくないのだが。
吉井はようやくまともなピッチング。それにしても日本ハムは札幌で勝てない。そろそろいいところを見せてほしいものだが。中継ぎ陣はまだ試行錯誤段階で、こういう展開はやむをえないかも。中軸が当っていればまだ違うのだが。

2003年4月11日(金) 

ヤクルト11−2巨人
中日3−0阪神
広島5−3横浜

巨人リリーフ陣大炎上。特にペドラザは衰えの見えた昨年よりさらに球威が落ちている。江藤いまだにノーヒットはきつい。今年はなかなか3番がはまらない。それにしても鈴木健は完全に生き返った。守備は相変わらずアレだが。
エース対決は一発が明暗を分けた。大塚はすでに全開モード。クルーズが落ちてきたのは予想通りか。それにしても今年の福留は三振が多すぎるような。阪神打線は一休み。
広島は打線を組替えて久々に勝った。ハーストはやっとバットがボールに当った。永川は前回の登板を引きずらないあたり並みの心臓ではない。若田部はいつも春先は良くないのだが、今年はそうでもないようだ。彼らしいピッチングは出来ている。

2003年4月12日(土) 

巨人8−8阪神
中日5−3広島
ヤクルト7−6横浜

後藤のホームランは劇的だが、両軍ともにリリーフ陣がなあ・・・。開幕からの懸案事項が一気に表出したような試合。巨人も阪神もここまで失点する展開ではなかった。木佐貫はせっかく良かっただけに、7回終了で替えても良かったのでは?
ニューマンは結局先発で使うのか、リリーフで使うのか。この辺がどうも広島の良くないところで、どうも投手を集中的に起用しすぎる。層の薄さといってしまえばそれまでだが。クルーズはやけに走者を置いての一発が多い。広島の両外国人は調子が上がってきた。
村田がここまで打つとは予想外だった。横浜は一発攻勢、でもなかなか噛み合ってくれない。やはりホワイトサイドが不安定なのは痛い。鈴木健はまたも猛打賞。いまや押しも押されぬ5番打者。ベッツもなかなかいいだけに、岩村が復帰した時どうするか悩みどころになりそう。鈴木は代打で生きるタイプじゃないしなー。

2003年4月13日(日) 

阪神9−2巨人
広島9−6中日
横浜10−6ヤクルト
千葉ロッテ9−2西武
日本ハム6−2大阪近鉄
オリックス9−4福岡ダイエー

昨夜の乱戦と似たような展開になったが、今回はそのまますんなり。さすがに二日続けてあんなことにはならないか。堀田は二軍を卒業するいい機会なんだが、これまでと同様チャンスをものに出来ず。久保も疲れがたまってるよなあ。
福地にホームランが出たのはビックリ。しかし終盤の展開は中日が凄いのか小山田がおかしいのか。野口の状態は少々心配。もともと心臓の強い投手ではないだけに、早く勝ちを上げるのが一番の薬だが。
こちらも乱戦気味。先発がああも打たれてはヤクルトは試合にならない。逆に横浜は負けてるときでもホームランだけはよく打っていたが、この展開でここまで追い込まれるのは厳しい。そんな中デニーは好調。今年は移籍組の好調さが目立つ。

新外国人が来日した途端に打ち出すあたり、ショートもなかなか現金というか。それにしても清水直は昨年以上にいい。オープン戦からの好調は本物か。西武は左のリリーフがあまり芳しくないのが不安。
ホームランの応酬は日本ハムに軍配。金子はとうとう九番に下げられてしまった。しかし森本は一番定着しそうな勢い。開幕直後はいい雰囲気だった礒部だが、ここにきてまた下がってきた。まだ呪縛は解けていないのだろうか。
ダイエー・斉藤も早々にKOで一方的展開に。その割に乱戦気味になったのはオリックスの守乱のせい。特にオーティズの守備はひどい。一言で言って雑。プレイがいいかげんなのは下手より見苦しい。ルーキー加藤は制球はバラバラだがボールは力強い。大当たりだったシェルドン・葛城・副島が核になっていけば得点力は向上しそう。

2003年4月14日(月) 

阪神7−3巨人
広島9−0中日
ヤクルト6−1横浜
千葉ロッテ4−3西武
大阪近鉄9−3日本ハム
福岡ダイエー3−2オリックス

三連戦で故障者4人というのは・・・。それにしても今年の上原はどこかおかしい。信頼して送り出した真田も打たれて中継ぎ陣は火の車。巨人投手陣は相当苦しい。ペタジーニはあくまでもファーストでは使わないようだが、そろそろ四番に据えてもいいのでは。
高橋建は春先はいいんだよなぁ。前日復調の気配を見せた福留はまたも3三振。小笠原は谷間の先発で結果を残さないともったいない。チャンスはいつまでももらえないよ。緒方は一番が精神的にも楽なようだ。
ベバリンいきなり好投。ホッジスがいまいちな今、貴重な戦力になるか。ホワイトサイドをこういう展開で登板させたということは、しばらくは抑えでは使わないということか。しかしその場合、最後の締めは誰に?二番になった途端に古木の調子が上がったのはなぜだろう。

メイの一発で一気にひっくり返した試合だが、西武の左のリリーフはやはり不安。一番安定しているはずの土肥の状態が良くない。完投能力の高い先発ならいいが、石井のように継投必至の投手のときが怖い。小林雅は今季ボールが高いかも。
オープン戦で悪かった割に、開幕以降の岩隈は快調。近鉄は投打が噛み合って好調を持続している。岩本はまた打たれてしまった。先発時代ももう一つ冷静さの足りない投手だっただけに、リリーフはやはり向かないか。日本ハムリリーフ陣もそろそろ結果が求められるが。
守備で評判だったはずの平野が痛恨のエラーでダイエーが逆転。前日もエラーを犯しており、ひょっとして二塁が向いてないのかもと思ったり。スクルメタは球が速い割に結構打たれる。シェルドンは去年も異様に当っている時期があったが、こういう固め打ちが得意な選手なのかも。ダイエー一・二番は走りまくっているが、いまいち得点に結びついていない。

2003年4月15日(火) 

西武13−1大阪近鉄
福岡ダイエー6−0千葉ロッテ
オリックス4−3日本ハム

カブレラ復帰即ホームラン、松坂12奪三振初勝利と西武のいいとこばかりが出た試合だが、あまりにもひどかったのが前川。「西武にしか勝てない投手」が完全に通用しなくなってしまった。そろそろスタイルを変えるべきなのかも。
1イニング4奪三振の珍記録を生んだ杉内だが、実はもっと珍しい記録が。前回のロッテ戦で完封したときと、被安打、奪三振、与四球はおろか、球数まで一緒という不思議な記録(初回に3点の援護というのも一緒)。これでプロ4勝がすべてロッテ戦なのだが、やられる方も問題があるか。
加藤がプロ初勝利で、この日の勝ち投手はすべて同級生ということに。真のナックルボーラーには程遠いが、日本では投げる投手がほとんどいないだけに面白い。シェルドンはまた急に止まった。日本ハムは継投がどうも上手くいかない。

2003年4月16日(水) 

巨人9−8広島
ヤクルト7−1阪神
中日4−3横浜
大阪近鉄2−0西武
福岡ダイエー4−1千葉ロッテ
日本ハム6−4オリックス

清原に一発が出たようですが、相変わらず乱戦。上原に続いて桑田も今季は悪い。広島は谷間だからある程度仕方ないが、ローテーション投手の調子もこういまいちだと、当分はこんな展開が多くなるか。シーツは意外と打てる。
藪はともかくポートはひどいな・・・。ホッジスはようやく本来のピッチングを見せた。稲葉が完全に一番に定着するようだとヤクルト打線も侮れない。鈴木健が好調というのがやはり大きい。
いい状態の川村を久々に見たが、一発病は相変わらず。持ち味といえば持ち味だが。バルデスのほうも不安定なのだが、中日はリリーフ陣が強力だけに、こういう展開には強い。ところでバルガスはどうしてるんだろう?

あれだけ爆発した西武打線だが、バーンの前に沈黙。いいときのバーンは手がつけられなくなりそう。ソロ二発で勝つあたりは近鉄らしいというべきからしくないというべきか。
新垣初勝利。前二回は足を引っ張ったバックに、今回は好守で助けられた。フィールディングの不安は払拭できていないが、当たり前のように150キロを連発するのは魅力的。ロッテは試合は作っているのだが、得点力がネックに。
オリックスの内野は悲惨すぎるなぁ。あれだけエラーしまくってるオーティズを二塁にまわすあたりは逆転の発想か?「守備の人」のはずの平野がポロポロやってるのはいただけない。得点力の低いチームなのだからなおの事。吉崎はただの変則だと思っていると痛い目にあいそう。それにしても土井は毎日のように投げてるような。そんなにタフな投手ではないと思ったが。

2003年4月17日(木) 

広島3−2巨人
ヤクルト5−3阪神
中日6−3横浜
大阪近鉄12−6西武
福岡ダイエー2−0千葉ロッテ

ちょっと久保は酷使されすぎでは?巨人としては久々に失点は少なかったが、勝負どころで失点する痛い展開。永川は前回の雪辱をしっかりと果たした。佐々岡はまだまだ勝てる投手です。
高津セーブ日本タイ記録達成だが、よれよれの印象は強い。そろそろ名前で抑えられる段階は過ぎたように思う。阪神は信頼して送り出した吉野、藤川が誤算。なかなか継投がはまってくれない。
横浜は3発打って3点、全部ソロホームラン。だいたいチーム全体で27本も打っていて得点は58。打線のつながりが悪すぎる。一方中日も相変わらず福留の三振が多いのが気がかり。

今季的山は打撃開眼か?近鉄全員得点は凄すぎ。張はなぁ。甘く考え過ぎだって。西武の投壊はあまり記憶にないが、ここからどう立て直してくるか。同じ調整遅れでもカブレラはやはりさすが。
三連続完投負けのロッテは悲惨。これでは若手のかませ犬。新人神田が好投しただけに打線は何とかしないと。ダイエーチーム防御率12球団トップというのは何年ぶりだろう?三連続完投勝利というのは6年ぶりだそうだが。今のところ若田部が抜けた穴は全く感じない。

2003年4月18日(金) 

阪神5−4ヤクルト

ポートはあれだったがウィリアムスはまあまあ。絶対の信頼を寄せるにはまだ怖いところがあるけれど。ラミレスは四番に慣れたようだ。戎は三振をとるのはスタイルじゃないと思うんだが、どうもいまいち詰めの甘さが目立つ。

近鉄が新外国人投手入団を発表。なんか紙面の片隅にひっそりと載っていましたが、これで抑え不在解消なるか。

2003年4月19日(土) 

巨人5−3中日
ヤクルト9−3広島
阪神3−2横浜
西武10−3日本ハム
福岡ダイエー4−2大阪近鉄
オリックス4−0千葉ロッテ

今年の後藤はどうしちゃったんでしょう?ここまでおいしいところで打つと気味が悪い。木佐貫はつめが甘い。ところで大塚の決め球を勘違いしている人が非常に多いが、あれは縦のスライダー。フォーク、フォークと連呼している解説者は勉強不足もはなはだしい。
ラミレスは若干体が大きくなったような気がする。気のせいかもしれないが、とにかく今は打ちそうな気配が濃厚。逆に新井は四番が荷が重いのか。
檜山のサヨナラ弾以上に伊良部の完投が大きい。いつの間にかすっかり大人のピッチングをするようになった。11奪三振は見事。横浜は競り合いになると脆い。抑えもここにきて見直しだしなぁ。

カブレラ異常なハイペース。にしても日本ハムはバッテリーエラーが多すぎ。特にキャッチャー高橋のフットワークには課題が残った。相変わらず打てないクローマーだが、エチェバリアはようやく当ってきた。
寺原もプロ初完投勝利。4連続完投勝利はチーム26年ぶりの快挙だそうだ。あわやノーヒットノーランの勢いだったが、さすがに終盤はばてた。パウエルにとっては打たれたのは城島だけで、悔しい一敗だろう。ダイエーのチーム防御率が凄いことになっているが、どこまで続くか。
吉井にようやく白星。しかし完封は出来すぎ。ロッテは4試合で1点というのはあまりに悲しい。外国人三人をスタメンに連ねたロッテだが、工夫のなさは相変わらず。オリックスはオーティズをとうとうはずしてきた。しょうがないところ。

2003年4月20日(日) 

中日4−2巨人
ヤクルト8−1広島
阪神4−3横浜
日本ハム6−5西武
大阪近鉄6−1福岡ダイエー
千葉ロッテ6−2オリックス

久保がとうとう掴まった。16試合中10試合の登板は明らかに投げすぎ。他のリリーフが不甲斐ないせいでもあるけど。ペタジーニのプレイは急造外野手の宿命だろうか。去年の荒木もそうだったがとっさの判断で後ろに誰もいないということを忘れてしまうというか。中日は野口に目途が立ったのが大きい。
ベバリン連勝。ヤクルトの外国人スカウトの眼力は凄い。決して裕福ではないチームで制約も多いだろうに。広島は中軸が音なしでは仕方ない。それにしても内野安打3本の福地に対して、途中出場でエラーを犯した東出…。セカンドに移ってもちっとも進歩を感じないのはなぁ。
投げては4連勝、打っては4割のムーア。今年こそは「10勝、3割」達成なるか。横浜はまた1点差負け。田淵監督時代のダイエーを見ているよう。先制しても守れないのも似ている。斎藤も踏ん張りきれないし、苦しい。

日本ハムの継投がはまったのは久々では?石本はあの打撃を心がけていればもっと数字を残せるはず。守備は一流なのだから。代役大島がいきなり結果を残したが、和田の登録抹消は痛い。長田はそろそろ疲れが出てきたか、見切られたか。一回調整させる方が良さそう。
「エース」斉藤で連勝が止まったのは皮肉。オープン戦悪かった岩隈は開幕してから絶好調。今年は粘り強くなった。スタミナもついてきて、いよいよエースと呼ばれそう。ダイエー打撃陣は城島以外打っていない。
新外国人・フェルナンデスの一発でロッテ連敗ストップ。清水直は完全にエースとなった。昨年以上に安定している。なぜか打線の援護も清水のときは多い。オリックスはオーティズがいなくても併殺病は相変わらず。10安打で2点では流れも変わるというもの。打ってないわけじゃないのが歯がゆい。

2003年4月21日(月) 

巨人7−2中日
阪神9−3横浜
日本ハム4−2西武
福岡ダイエー3−2大阪近鉄
千葉ロッテ8−6オリックス

上原やっと初勝利。今日を見る限りでは去年とそれほど変わったようには見えない。まあ今日は援護もあったから余裕があったのかもしれないが。朝倉は今季壁にぶつかったかも。ここを乗り越えればもう一回り成長できそうだが。
いまや技巧派の下柳はやはり先発のほうが生きる。それほど大勝ちは望めないけど、谷間の先発と思えばなかなか。吉見は開幕だけだったかなぁ。オープン戦ずっと悪くて、公式戦に入っても最初以外は打ち込まれている。柱と見込まれただけに不調は痛いな。

東京ドームは両投手完投。石井は1イニングだけ打ち込まれてもったいなかった。ここまであんまり良くなかった金村の完投勝利はチームにとって大きい。それにしても阿久根の成長には目を見張る。
一年ぶりの加藤伸は非常に良かった。まさに大人の投球術。勝てなかったのは非常に残念。近鉄はリリーフの不安がもろに出た形だが、球数を考えればやむをえないところ。サヨナラを放ったのが大道で、やけに南海ホークスの生き残りが目立った試合。
小野と小倉でここまで荒れるとは思わなかった。こちらもベテラン堀がサヨナラ打。神田がプロ初勝利だが、この間先発したばかりのような。解せないのはオリックス平野の起用方。彼は二塁は苦手なんじゃないのかなあ。遊撃の方が生きると思うが・・・。

2003年4月22日(火) 

西武6−1オリックス
日本ハム3−2福岡ダイエー

久々の松坂だったがさすがにきっちり調整してきた。ここの所噛み合わない西武、きっちりした形も久しぶり。個人的に後藤がここまでやれるとは驚き。具は今季はもう一つ精彩を欠く。打線の援護がなさすぎではあるが。
完封目前で逆転を喰らい、杉内はまたロッテ以外からは勝てなかった。もっとも内容は悪くなく、去年のようなことはなさそう。9回の代打攻勢での逆転はヒルマン監督の采配の妙か。伊達はひやひやだったが何とか乗り切った。それにしても松中は結果が出ない。

2003年4月23日(水) 

巨人9−3ヤクルト
阪神11−5中日
広島4−3横浜
オリックス8−7西武
千葉ロッテ10−0大阪近鉄
福岡ダイエー12−2日本ハム

しまった、高井を見損ねた。一本出た途端に一発打つあたり、江藤もわかりやすい。ホッジスはどうも調子が出ない。藤井がいない以上、彼の存在は昨年より重要なのだが。久々に真中のインコース打ちが見られた。
藪もバルデスも今季はさっぱり。阪神は随分細かく投手をつないだが、それが功を奏した。中日はやはり谷繁の不在が大きい。離脱した途端にチーム状態が悪くなった。代役はみな経験が浅い捕手ばかり。チャンスではあるのだが。
うーん。ルーキーには荷が重い場面だったが、他に信頼できる投手もいないしなぁ。そもそも富岡でも充分怖いところだし。抑えに廻っていなければデニーが投げるところだったんだろうが。競り合いに弱いところがもろに出てしまった。逆に相変わらず玉木は安定している。

誰もが思うことだろうが、あの場面で盗塁死はあまりに・・・。西武はどこか歯車が狂っている。いずれかみ合ってくるとは思うけど・・・。オーティズは突然大爆発。スタメン落ちが堪えたか?加藤はだんだん自信をつけてきた。
バーン大炎上。好投手だが、好不調の波が大きいのかも。打つほうも高木の前に4安打とさっぱり。逆にロッテは先週の鬱憤晴らしのように打ちまくり。ショートはそろそろ慣れてきたか。守備は相変わらずおっかないけど。
吉崎も中盤に炎上。しかしそれ以上に岩本の不甲斐なさが際立つ。やはりリリーフは無理なのか。新垣は立ち上がりに捕まえないと厄介な投手。もともとボールの威力があるだけに、いかに乗せないかがカギとなりそう。しかしそろそろクローマーは見切り時では?

2003年4月24日(木) 

石毛監督解任・・・。何もこんなに早くとも思うけどなー。それだったら去年のうちに替えておくべきで、どうもオリックスフロントのやることはここ数年ずさんすぎる。後任のレオンも大変だ。

ヤクルト8−6巨人
中日4−2阪神
広島7−4横浜
オリックス5−4西武
千葉ロッテ3−1大阪近鉄
福岡ダイエー4−3日本ハム

河原一人でぶち壊しかあ。去年の秋からどうも不安定だったが、やはり疲労が抜けていないのか。通算セーブの日本新記録を達成した高津だが、こちらもすんなりとは決められず。今年は抑えで苦労しているチームが多い。
藪を出してくるとは意外だったが、汚名返上はならず。福留のホームランは凄まじい当りだったが、個人的には山本昌のヒットが好感度大。若い頃から流し打ちがうまい選手ではあった。中日は先発投手に勝ちがついたのが久しぶりだったらしい。
横浜はまたもソロホームランばかり。打線を組替えても変わらないのはどうしたものか。若田部は立ち上がりに取り返しのつかない失点を奪われるケースがままあり、今日はそれがもろに出た。そこを乗り切ると好投するんだが。

オーティズはまたエラーしてるよ・・・。西武は葛城の一発に泣いた格好だが、ここまで競り合いの弱さが際立つ。復帰登板の金田だったが、援護なし。しかし目途は立った。後は具の復調待ちか。
どうもロッテに分が悪い近鉄。唯一当っていたローズも若干湿ってきた。山村は前回も好投しながら援護なし。なかなか勝たせてもらえない。こういう根競べのような展開ならミンチ−は手ごわい。ロッテらしい形が整ってきた。
スクルメタは負けてないもののかなり危なっかしい。150キロ台の速球でも空振りが取れないのは辛い。和田はやっぱり打ちづらいんですねぇ。正田は初回の失点が痛かった。日本ハム投手陣は松中を起こしてしまったかも。

2003年4月25日(金) 

巨人5−4ヤクルト
中日6−0阪神

河原連夜の綱渡り。あやうくランデルの初勝利を消すところだった。万全なら一流の投手なんだが、こうなるとメンタルが抑え向きかどうかが問われそう。ランデルはホームシックでダイエーをやめなければもっと早く勝てた投手。戎はそろそろ厳しい。
井川は立ち上がりが悪すぎた。川上相手に4点は重過ぎる。今の川上は名実ともにエース。この人に関しては捕手は関係ないようだ。中日打線はどうも捉えどころがない。いいのか悪いのかわかりにくいというか・・・。ただ8番荒木というのが意外に効いてる気がする。

2003年4月26日(土) 

巨人11−5横浜
中日5−4ヤクルト
西武3−2千葉ロッテ
日本ハム4−1大阪近鉄

横浜低迷の蔭に石井の不振あり。この人が打つ・打たないはチームに与える影響が非常に大きい。それにしても今日は勝つかと思ったが。逆に木佐貫はよく踏ん張った。ベイリーはあんなものかな。ホワイトサイドはベルトより下には投げられないのか?
ベバリンは2回以降は粘り強く投げていた。今日もゲームは作ったといえる。ポール際の判定は線審がいなくなってから本当にもめる。ラミレスはすっかり4番の顔。福留は今季、打てるときと打てないときが極端な気がする。

ソロホームランだけで西武は勝ってしまいました。カブレラのあたりはもう馬鹿馬鹿しいほど凄まじい。あそこまで飛ばすか普通…。やっぱり先発で投げてきた川井は合格点。地味に三井は安定している。
今日はミラバルに尽きる。一年通して投げてくれればチームの成績は大崩れしないはず。それにしても近鉄は急に打てなくなった。中村の一発だけではどうにもならない。ローズがすっかりおとなしくなっているのが心配。

2003年4月27日(日) 

横浜4−0巨人
ヤクルト21−3中日
阪神13−10広島
千葉ロッテ2−1西武
大阪近鉄7−1日本ハム
福岡ダイエー7−3オリックス

「ソロホームラン打線」はあまり変わらなかったが、ドミンゴのおかげで連敗脱出。それにしても横浜はホームラン以外で点が取れないのか?連敗が止まったことで流れが変わればいいが。真田は悪くはなかったが、去年ほどの良さはまだ感じないなぁ。
なんじゃこの試合は?朝倉はどうもいけない。それよりも小山は全く成長しないなあ。今日の有り様を見せられるともう期待はしづらい。打ちまくったヤクルトはリリーフ陣もよく投げた。と言ってもこの展開では割り引いてみるべきか。
これまたなんですかこの展開は。黒田を立ててこの展開で負けたのは広島は痛すぎる。阪神打線は巨人戦の報復をした格好か。伊代野は初めて見たが、なるほど、面白い存在。荒削りだがそれが逆に魅力的。

清水直は抜群の出来。今季は本当に危なげがない。ホームの強風を生かすなど素晴らしい。西口も制球が悪かった割にはよく投げたが、今回は運がなかった。こういう試合に渋く働くあたりは堀もまだ健在か。
岩隈もいいなあ。不安のあったスタミナももう問題ない。年毎に順調に成長しているのは頼もしい限り。この展開で最後に投げて、それでも失点する岩本はどうしたものか。もう使いようがないのではないだろうか。
オーティズ、二塁でもダメじゃん。ここ2試合いいところのなかった斉藤がともあれ結果を残した。レオン監督初戦は無様な展開に。小林は徐々に持たなくなってきてるような。ダイエー打線は先発全員安打。まさに明暗くっきり。

2003年4月28日(月) 

巨人10−3横浜
ヤクルト4−1中日
広島6−2阪神
西武13−6千葉ロッテ
大阪近鉄8−7日本ハム
福岡ダイエー7−5オリックス

勝ってたのになぁ…。試合の流れから言えば、横浜がもう1点中盤に入れていればこうはならなかったんだろうが、それにしても木塚・福盛でこうもやられてしまうのは辛い。他に誰がいるというわけでもないしなぁ。先発が完投しなきゃ勝てないというんではなぁ…。
両軍併せて7安打でも、点差は3点差。ホッジスらしさがようやく出てきたようだ。対してバルデスはまた背信。朝倉もそうだが、そろそろ見切り時かも。川上以外の先発は谷繁不在では勝てないのか。ちょっと極端すぎ。
下柳はあんなものでしょう。信頼しすぎるのは危ない。阪神はリリーフ陣が立ち直ってきたら先発陣が微妙に。しかし永川を抑えに使うのなら2イニング登板は勘弁してほしい。昨日の今日だし、リリーフがいないという事情はわかるが、酷使の前科が豊富なチームだけに不安になる。

長田初勝利。ここまで頻繁に登板してきてようやく、という感じが強い。橋本は古巣相手にボロボロ。これは深刻に衰えの問題かも。ロッテの外国人野手3人はまだ優劣がつけられない。シコースキーが二軍にいるのはもったいなさ過ぎるんだが。
加藤は前回よりはるかに悪い内容で今回は勝てた皮肉。それ以上にシールバックが悪すぎた。シールバックはこの出入りの激しさがもう一つ信用しきれない一因。クローマーはとうとう代打を送られる羽目に。対左の期待値は限りなく低いから仕方ないか。
寺原は悪いなりにまとめてくるところが並ではない。逆に吉井はあの球威では苦しい。よっぽど丁寧にコースを突かないと今日のような場面が多そう。レオン監督、個人的に心配していたがもう打線をいじってきた。不慣れな監督は我慢ができないという傾向があるが、早くも不安に。

2003年4月29日(火) 

西武4−1福岡ダイエー
オリックス6−0大阪近鉄
日本ハム8−2千葉ロッテ

また勝てなかった杉内。なぜか援護がもらえないめぐり合わせもある。ここまでずっと悪かった張はやっと結果が出た。ダイエー打線も手ごわい投手を起こしてしまったものだ。松井はやっぱり1番がよく似合う。
レオン監督初勝利。ようやく具に初日が出た。バーンは相変わらずいいときと悪い時の差がありすぎる。新外国人のマレットが初登板したが、抑えの威圧感にはかなり乏しい印象。今回見た限りでは普通の投手と言う感想しか持てなかった。
実は左腕に非常に弱いロッテ。杉内だけでなく、今回の吉崎にもいいようにやられている。外国人トリオが揃って音なしでは、何のために三人並べているのか。小笠原は放っといても打つだろうが、エチェバリアが慣れてきたらしいのが大きい。

2003年4月30日(水) 

西武ドームに行ってきましたが、入場までに一時間半も並ばされる羽目に。おまけに立ち見で異様に疲れてしまいました。

阪神8−6巨人
ヤクルト2−1横浜
広島4−3中日
西武2−1福岡ダイエー
オリックス13−6大阪近鉄
千葉ロッテ6−2日本ハム

二転三転の好ゲームを分けたのはリリーフの出来。安藤は去年よりフォームがダイナミックになったような。八木の勝負強さはいまだ健在か。桑田はすっかり一昨年までの桑田に戻ったよう。去年のパターンを覚えられてしまったかも。球威がないだけに辛い。
抑え転向になってからずぅっと登板機会のなかったデニーだったが、やられてしまいました。横浜は立て続けに尾を引く負け方。我慢のときが続く。それでも川村は完全に不調を脱したと見て良さそう。とりあえず、先発の体制は整ったのでは。
谷繁復帰初戦だったが、ギャラードがぶち壊してしまった。盤石のリリーフ陣の中で一番不安なのがクローザーというのは皮肉。しかし打線の落ち込みも気にかかる。広島も打線はなかなか形にならない。4番新井は見直す時期では?

松坂対新垣は高校時代に引き続き松坂に軍配。新垣は高木大成への失投に泣いた。しかしダイエー打線も城島の一発だけではどうにもならない。松坂は9回に150キロ越えがあるなど、改めて存在感をアピール。両投手完投というのは久々に見た気がする。
山村は過去二回に好投しても、こういうピッチングではすべてをご破算にしてしまう。近鉄投手陣は徐々に不安定さが浮き彫りになってきた。マレットも打ち込まれ、抑えも依然不透明。オリックスらしからぬ展開だったが、オーティズがいないほうが強いのでは…。
ロッテは今季対左初勝利。シコースキーは一度は先発失格となった投手だが、今季はやはり相当調子がいいようだ。フェルナンデスも2発打つなどアシスト。外国人野手3人の取捨選択はまたもお預けといった感じ。

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

your@mail.address
Akiary v.0.51