走り書記

約半年振りに再開いたします。すぐ下に１０月と出てるのがなんだか物悲しかったりしますが。
直前ということで順位予想なんかやってみようかなと思ったりもしたんですが、わかんねぇよ、コレ。上位四球団からいずれも主力が抜けた上に、プレーオフ、おまけにオリンピック、こんなに先が見えないシーズンも珍しい。

とりあえず断言できるのは、オリックスは間違いなくアップしてるなってこと。いやほんとにこれだけ。消去法でいけば、ダイエーが一番有利ではあるけど、一番強いという気がどうもしない。勝ちパターンが不透明なせいだけど。個人的には、実は近鉄が一番の穴候補なんじゃないか？という気はしてます。ローズ・吉岡がいなくとも穴埋めする選手はたくさんいるので。下馬評通りになる恐れも充分ありますが。

西武は新人監督のうえに戦力過渡期。ロッテは新外国人の力量に？日本ハムは環境が劇的に変わって？いずれも下位低迷してもおかしくない要素で、上位躍進しても納得できる要素。ただトップでペナントを終えるのは難しいかな。それでもプレーオフで優勝の可能性はあるわけで。

なんかグダグダの予想で申し訳ない。役に立たない文章だ。まあ、だから楽しみだとも言える訳で。いいのか、こんなまとめで。

パシフィック開幕

福岡ダイエー４-３オリックス
千葉ロッテ５-３西武
大阪近鉄６-２北海道日本ハム

斉藤はアウトにしたのもポップフライが多く、全体的に球が非常に高かった。あんまり良くは見えなかったなぁ。それでもよくしのいではいたが、城島、松中の好守にはかなり救われたはず。ブラウンはあのコースを持っていくとは恐ろしい。ちょっと具を引っ張りすぎた？
小坂ゾーンは今年も健在。打ったけど、李承�Yは判断保留。あの手元でこねるのがどうも印象が良くない。松坂はさっぱりでした。まだ力み癖は抜けきらないようで。対照的に清水直は抜群。波留が随分と溌剌としている。復活なるか？
岩隈の球の切れに惚れ惚れ。それ以上に今日は北川デー。右に左に縦横無尽。金村を随分と早く替えたが、ちょっと佐々木にはがっかり。あんまり成長が感じられない。新庄は相変わらず一本足捕球ですね。バーンズの守備は少々怪しげ。

オリックス１１-９福岡ダイエー
西武３x-２千葉ロッテ
大阪近鉄６x-５北海道日本ハム

新垣大乱調、小林サンドバッグ、ずるずると失点を重ねるだらしないリリーフ陣と、逆の意味で見ごたえ盛りだくさん。最後の場面で小兵稲嶺を出さざるを得ないあたりがダイエーの辛いところ。小倉も立ち上がりは良くなかったが、しぶとく粘っていただけにもう１イニング我慢しても良かったのでは。
豪腕小野寺に早速初勝利が転がり込んできました。うっかりすると制球難に陥りそうなのは相変わらずだけど。ロッテは色々な投手を繰り出したけど、左のリリーフがやはり足りないかな。両チームとも打線はまだ模索状態。早くから打ち出していた１番柴田が機能してくれません。
新庄勝ち越し３ランでスポーツニュース独占かと思ったが、その直後にこんなことになるとは。建山はオープン戦終盤からなんかおかしい。こんなにポコポコ打たれる投手じゃないのに。彼がダメだと日本ハムの継投プランは崩壊してしまう。近鉄はこれは波に乗れそうな勝ち方。

福岡ダイエー１１-６西武
千葉ロッテ７-０大阪近鉄
オリックス１１-８北海道日本ハム

まあどっちもどっちという感じの試合。大沼は依然として球が甘い、竹岡はびびって腕が縮んでる、最後の河野まで締りがない、と。ダイエーは当分リリーフに苦しみそう。ズレータは内角攻めが多くなりそうだから、今季はああいう場面が増えるか…。中島、井手が溌剌。
渡辺俊は決して良くなかったと思う。四球が多く球数も多かった。それでも近鉄打線はタイミングが取れなかった。近鉄投手陣はフォアボール出しすぎ。うーん、開幕滑り込みの山村先発というのが今ひとつ解せないが。もう今日の時点で今季のゴールデングラブは小坂でいいと思った。
また正田の悪い癖が出た。オリックス打線は絶好調だが、ここまでやられちゃ話にならない。日本ハムの三振病も相変わらず。スタメンで三振しなかったのは小笠原だけ。ムーアだって良くはなかったが。で、谷中は試合を面白くするために出てきたんですか？

福岡ダイエー９-２西武
千葉ロッテ４-３大阪近鉄

馬原は威圧感はないが、球持ちがずいぶん粘っこい。バランスの良さは強く印象に残った。最後のほうは球速も落ちてバテバテだったけど。帆足はなかなか腕が振れてたんだが、バルデスの一発で変わっちゃったかな。井手がやたらと元気。自信を持ってぶんぶん振っている。
速いよ。常時１５０キロは確かに速い。でもあんなにまっすぐばっかり続けてどうするんだ？近鉄バッテリー。一点差でソロ二発を許しちゃまずいでしょう。おかげで田中充にプロ初勝利が転がり込んできた。あれ？波留はもうスタメン落ちなの？