走り書記

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2004年4月1日(木) 両先発、足して73歳

福岡ダイエー6-4西武
大阪近鉄3-0千葉ロッテ
北海道日本ハム8-7オリックス

西口に魔の6回。寺原はスピードはあったが、ただそれだけ。制球バラバラで年々技術レベルが後退しているような。危機的状況を倉野が良く救った。にしても、西武は随分と試合運びが下手糞になったなぁ。ひそかに貝塚絶好調。
川尻の遅いリズムの投球は慣れるまではなかなか厄介。見事に術中にはめました。李はなんとなく、遅い球のほうが良さそうな感じ。始動が少し遅いから速球にやや差し込まれる。小宮山は一回りまでだったかな。球威は大丈夫そうなので、昨年の吉井のようにはならないだろうが。
日本ハム初勝利。だけど岩本かあ…。この状態ではここ数年と変わらない。先発が苦しい。だけどこの展開で勝ちに持っていけないマックも問題。オープン戦では良かったのにね。オリックス打線は依然好調で、山崎も不気味に好調。ところで本柳?またこういう起用法なの?

2004年4月2日(金) 視聴率奮わなかったみたいね

ヤンキース-デビルレイズ戦のことですが。

一周遅れでセも開幕ということで、展望などを少し。
評論家の予想などを拝見すると見事に巨人か阪神に二分されているようですが、元来根がひねくれ者の私としてはどうしても異論を唱えたくてうずうずしております。
そこで本命はヤクルト、ただし条件付で。条件は「岩村が打撃タイトルに絡む」こと。バランスは取れていると思うんですよ、このチームは。確かに投手はやや駒不足だし全体的にベテランが多すぎる不安材料も強いけれども、ここはあえて。
前年覇者の阪神はチーム全体の高齢化が心配。鳥谷はそんなに打てないんじゃないかなー。新人野手が活躍するのは投手よりしんどいですよ、基本的に。ベテランが欠けると意外と先発が駒不足なのが心配。巨人は、心情的に本命に押したくないんですが、あの打線が本当に機能するならば脅威。しかし投手陣がかなり吐き出しそうなので、連勝・連敗が極端になりそうな予感も。
広島は投手陣にもう少し信頼感が欲しい。数年前から伸びてきそうで伸びてこないので、ここに光明を見せられるかどうか。横浜はもう少し我慢しましょう。先発の顔ぶれがほとんど変わってないし、若手がどれだけ出てくるか。
中日が難しい。投手陣の陣容は随一だけどけが人多し。新人監督ということもあるし、放任主義というのは過去に成功例がほとんどない。でも底力はあるからいい線いきそうな気もするし。でも去年の順位はドサクサ紛れの気もするし。一番不気味といえば不気味かもしれない。

一足早く開幕したパは荒れ気味ですが、セも乱戦が多くなりそうな気がします。特に巨人戦は二桁空中戦続出の予感が…。明日が楽しみですが、神宮は天気は大丈夫かな?

2004年4月3日(土) ダイエー先発・岩田鉄五郎、中日先発・ハァ?

セントラル開幕

千葉ロッテ5-4福岡ダイエー
北海道日本ハム5-1西武
大阪近鉄10-9オリックス
阪神8-3巨人
中日8-6広島
ヤクルト3-1横浜

一部で評判の遅球投手・グーリン先発。聞きしに勝る遅さだが、どうなんだろ、目処は立ったといえるのかなあ?バルデスはうまくはないが確実な守備の選手なんだけど、これが千葉マリンの怖さか。清水の粘り勝ちかと思いきや、最後に一波乱。河野もこんなだとダイエーはいよいよリリーフがいない。
キャッチャーの脆さがこうも出るとはね…。伊東監督は野田を買っていたようだが、これでは任せられない。予想以上に、予想以外のところで西武は守備が破綻している。地元開幕を見事飾った日本ハム、建山が二軍落ちでどうなるかと思ったが伊藤で何とかなるか。もう何年も前から期待されていた投手だが、ようやく運が巡ってきた。
いやあ、すばらしい、見事な馬鹿試合。岩隈は今日は球の走りが悪かった。具も大乱調。オープン戦から強烈アピールの大西が一番起用で大当たり、も、死球まで当ってしまった。カラスコはボールが見やすいのかなあ。ちょっと簡単に打たれすぎる。オリックス投手陣、12四死球はそりゃ監督も激怒します。

開幕戦から退場受けるなよ…。三沢は何だろう、去年よりさらに制球が悪くなっている。この両チーム、試合運びに差を感じてしまう。阪神は今年もいい循環をのっけから見せた。巨人はホームランだけの得点、リリーフ失陥で全く進歩を感じさせない負け方。今年もこんな感じかね…。
奇策は成功しなければただの下策。勝ったからいいというものではないと思う。あれだけ「当たり前」を強調していたのは煙幕だったのか…。川崎本人のためにも良くなかったと思うがなー。中日はそれでも逆転で気勢が上がるが、広島はエースでこの取りこぼしは辛い。せっかく相手が下手打ってくれたのに。
ベバリンホームランって…。しかも高校以来とか言ってるし。ヤクルトもソロ三発だけだったが、横浜打線が音なし。この面子で、ベバリン相手では役者が違ったか。でも金城六番て何か違う気がする。横浜投手陣の被弾癖は今年も健在か。三浦は比較的そういう面が少ない存在だったんだが。

落合監督、うーん、謎です。どうせ種明かしはしてくれないだろうし。

2004年4月4日(日) まるっきり「防御してない率」ですな、パは

千葉ロッテ5-2福岡ダイエー
西武11-9北海道日本ハム
オリックス14-10大阪近鉄
阪神5-1巨人
中日8-4広島
ヤクルト4-3横浜

ミンチーは去年、ダイエー戦にはめっぽう弱かったのだが、今日は完璧。好調な打線が手も足も出なかった。ロッテの勢いは本物かどうか、春先だけよかった例もあるだけにまだなんとも。ただリーグで「唯一」投手が安定しているのは強み。斉藤はコントロールが悪い。まだぱっとしない。
あー、酷いなこりゃ。ミラバルはこれがあるからエースと呼べない。三井も相当なもんだったが…。この試合に限らないが、一週間経過しても5割超の打者がごろごろいるのはどうしたものか。こんなメチャクチャな試合でもしっかり抑える豊田はさすが。
こっちはもっと酷いか。今度は近鉄投手陣が16被安打9四死球で馬鹿試合を演出。バーンも変わってないな。吉田が今年悪いのは年が年だけに気になる。あんまり打つんで小倉の悪さがかすんじゃった。歌藤が良かったわけでもないんだが、展開でうまいことプロ初勝利。山崎の爆発は何があった?

えーと、昨日と同じ感想しか持てないんですが。みんなでぶんぶん振り回してて点が取れるかよ。アリアスの満塁弾が大きかったのは確かだが、それ以前に福原にすいすい投げさせてただけではないかと。最後までまとまりのない攻撃のままだった。巨人は佐藤が良かったのが救い。かなり打ちづらそう。
気がついたときにはデイビーはもうマウンドにいませんでした。中日がらしくない打線好調。こんなに点の取り方のうまいチームだったっけ?落合監督は攻撃勘は高いのかな。広島、なあ。開幕二戦、いい投手をつぎ込んだはずなのにこうだとちょっと考えちゃうよなあ。
ウォーカーはいけそう。良くまとまっていると思う。ただギャラードがぶち壊してしまった。やはりモチベーションに不安大。総合的に見れば、ヤクルトのほうがはるかに試合巧者だったという印象。横浜はどうも去年から2番に苦労しているが、鈴木尚はやっぱり柄じゃないと思う。好調金城が全然機能していない。

2004年4月5日(月) 村田に打たれた川島の表情、非常に初々しい

千葉ロッテ11-4福岡ダイエー
西武11-5北海道日本ハム
阪神8-5巨人
中日3-2広島
横浜8-1ヤクルト

李の第一号は場外への特大の一撃。あまりにも完璧なタイミングの当たりで、しかもこれで新垣もおかしくなってしまった。走者を出したときの対応という前回の反省がまるでないままつるべ打ち。環境も悪すぎたが。渡辺俊はホームラン以外点が取れる気がしない。今はロッテだけがまともな野球をやっている。
といいつつ、西武も逆転以降踏ん張ってようやくまともになってきた。出てきた途端に細川がサイクルヒットと、これでは野田の立つ瀬なし。しかも勝負を決める一発だったし。正田も成長しないな。しかしなんとも流れがよくわからないゲーム。

三連勝・三連敗と明暗くっきり。木佐貫までこれでは、ちょっと勝つ姿が想像できない。小久保の守りはやっぱりかつての姿ではないようで。しかも相変わらず一発でしか点が取れない。阪神は開幕前の好調そのまま。最高の形でシーズンに突入できた。80年代の轍は踏まない、か?
いやもう今日は、立浪のサヨナラ打より川上に尽きるでしょう。しんどいゲームをよく一人で投げ抜いた。これぞエースのピッチング。広島はいよいよ嶋覚醒?大竹。佐々岡が見事な投球でつないできたが、最後は力尽きた印象。しかし前二試合よりははるかに実のあるゲーム。
タイトル通り、川島は試練の初登板。ちょっと素直すぎたかな。のっけからリードで一気に横浜打線が活性化した。はいいが、しかし14三振を喫して5回以降沈黙する辺りは課題。ヤクルト打線、特にラミレスは案外振れてない。まあ今日は斎藤が良かった。

2004年4月6日(火) 今日は落ち着いたゲーム多し

福岡ダイエー6-4大阪近鉄
西武3-1オリックス
千葉ロッテ4-1北海道日本ハム

杉内が腰の違和感で早々に降板、逆にパウエルが完投。得にパウエルは4回以降わずか1安打とほぼ完璧だっただけに、立ち上がり一気の失点が非常にもったいなかった。特にズレータの一発は痛かった。つないで何とか逃げ切りのダイエーだが、倉野と水田は今のところ安定している。ただ苦しい継投には違いない。
西武が無四球リレーでビシッと締まったゲーム。張はほぼ完璧。前回の内容を引きずらず好調オリックス打線を見事に封じた。ムーアもまあまあの出来だったけど、小刻みに失点したのはもったいなかった。中島の失策はある程度覚悟の上なので、なるべく目を瞑っていかないと。フェルナンデスの三塁はちょっと酷すぎたが。
一本出て李のバットがさらにスムーズに。適応力の高さはさすが。岩本はまあまあ頑張ったと思うのだが、球数が多すぎて息切れした感じ。いまロッテの集中力は非常に高い。日本ハム打線はまるっきり散発に終わり、相変わらず三振も多い。小林雅が早くも4セーブと、チームの好調を反映している。

2004年4月7日(水) ウッズのホームランも漫画の世界ですな

大阪近鉄2x-1福岡ダイエー
西武15-5オリックス
北海道日本ハム4-1千葉ロッテ
横浜5-4阪神
巨人8-3中日
ヤクルト7-1広島

勝ち投手にこそならなかったが、川尻の気迫とうまさが実に光った。遅い球ともっと遅い球、渡辺俊と同様、このコンビネーションが効果的。精神的にもまだまだタフ。一方、ダイエーから見るとエンドラン失敗、走塁ミスなどちぐはぐな攻撃に終始。力投馬原を援護できなかった。中村のサヨナラ弾は失投だが、出るべくして出た失投。
本柳はスピードが全然出ていない。こんなものではないはずなのだが。一方帆足は前回も悪くなかったが、大量援護で楽になれた。ばてたけど。ところで相木が打たれて次に北川というのはあんまりなリレーなんじゃ?打者から見たら目新しさがなかったと思う。敗戦パターンといえばそうだが…。
小宮山はうまく散らしてるなあ。さすがに技術が一味違うわ。ループはどうなるかと思ったが、まあ及第点。それよりも横山-伊藤のリレーがずいぶん様になってきた。去年のヒルマン監督もそうだったが、バレンタイン監督もかなり打線を細かくいじりますね。ロッテはリリーフ陣をあまり過信しないほうがいいと思うけど。

すっかり弱点をさらけ出した伊良部をどうしましょう?一朝一夕で直るものではないし、難しいところ。機動力を使えないチームというと限られるし。加藤はともかく、ギャラードはやっぱり心配。危うく吉見の勝ちを消すところだった。佐々木はまだ様子見。吉見も去年最初だけ良かったから様子見。
5本ホームランが出て、全部ソロというのも珍しいような。巨人はようやく打線が力を見せてくれた。ローズ・小久保の一発も明るいニュースだが、反面高橋が低調。平井は制球が悪すぎた。こういう打線相手に制球に苦しむと非常にまずい。なんだかんだで工藤はベテランの味。
いつも春先好調の高橋だが、今季はオープン戦から絶不調。結局不安そのままの投球となってしまった。しかしタイムリーが出ていなかったヤクルトを勢いづかせたのはかなりマイナス。石堂はもっと投げても良かった気もするが、こういう方針なのかな。広島では嶋が元気いっぱい。

2004年4月8日(木) 今年のトレンドは"遅球投手"でどうでしょう?

福岡ダイエー5-3大阪近鉄
西武12-4オリックス
北海道日本ハム6-1千葉ロッテ
横浜17-0阪神
中日5x-3巨人
広島3-2ヤクルト

かつてはダイエーキラーだった加藤伸だが、昨年からどうも相性が良くない。井口の3ランはは見事な失投だった。ダイエーは当面抑えは水田ということになるのかな?ここのところは元来の粗っぽさもなく、なかなか落ち着いている。グーリンは中四日でこの投球をするなら満点に近い。面白いなあ、この投手。
オープン戦良かったはずのマックなんだが…。試合になっていたのは2回の表まで。これでは去年となんら変わりない。変わりないといえば日高のリード。ゲームが壊れてすっかり意気阻喪したような感じ。これではちょっと…。西武・細川が大ブレイク中。この突然の変貌は何事。
ロッテは谷間のエース・薮田。ところがこれがなかなか見せてくれた。この辺はチームの勢いを強く感じる。中盤で捉まったのはしょうがないでしょう。こんなに四球の多い金村は珍しいが、逆にロッテは戸惑ってしまったかも。それにしても、ロッテはまた打線が微妙に変わってますね。

横浜下位打線が豪打ショー。前川にして3四球は少ないのだが、やっぱりそれが全部得点に絡んでいる。近鉄時代となんら変化はなかった。吉野の大乱調はただのおまけ。それ以前に大差がついていた以上、もうどうにもならない。マレンが良かったとはあまり思わないのだが、阪神打線が一気に低調。
中日は開幕戦に続いて、計算違いの大勝利。ただ岩瀬がこの調子だとしんどい。ドミンゴが9回先頭を出さなければ、こうはならなかったと思うが。しかし岩瀬以上にシコースキーが…。ロッテ時代から脆い投手だし、抑えの重責は無理っぽい。アレックスのホームランは魅入られたように真ん中だったが、前田を責めるのは可哀想。
河内に春到来の予感。今日の投球はまさに大器を感じさせるものだった。左でこの速さはそれだけで強力無比な武器。奪三振ショーでチームの悪い流れを断ち切ったのは大きい。ヤクルトは新1番・稲葉が全く機能してないのが大いに不安。この人は大々的にどこかに固定しようとするとどうも期待を裏切る傾向が。

松井稼いきなりホームランですか。さすがにやりますね。

2004年4月9日(金) 横浜が王道野球完遂!

横浜4-0阪神
巨人7-4中日
広島5-3ヤクルト

エースが投げて投手戦を制す。去年、特に相性が悪かった阪神相手とは思えない堂々たる勝ちっぷり。まだ明るい展望を持つには至らないけど、三浦が牽引して先発陣が機能するようなら侮れないかもしれない。藪は中盤に捉まる典型的なパターンだったが、まあ仕方ない。そもそも打線が低調すぎ。
終盤に妙にドタバタしたのは巨人の問題か中日の意地か。序盤快調だった山本昌なのに、小久保への一投は魔が差したような失投だった。中日の敗因は中軸を完全に封じられたこと。8回に一本出ていたらもっとバタバタしたと思う。川岸はまだ勉強中の身ですね。躍動感のあるフォームには好感。
一つ勝ったことで、ようやく広島は落ち着いた。大竹をここで先発させるのなら、この間リリーフで出したのはなんだったのかと言いたい気分も半分あるが。いまセで一番勢いのある選手は嶋かもしれない。攻守に渡って目立っている。ヤクルトは依然岩村以外がいまいち。特にラミレスの不調が痛い。打線がつながらない。

2004年4月10日(土) あれはまさに"危険球"

福岡ダイエー7-6北海道日本ハム
西武1x-0大阪近鉄
オリックス7-4千葉ロッテ
阪神6-0中日
巨人9-4ヤクルト
広島6-2横浜

復帰登板の和田だったが、いかにもブランク明けという内容。それほど良くなく、何とかしのいでいた感じで、7回の豹変は点差が開いて緊張が解けた隙を感じた。投手で光ったのは三瀬。制球・切れともによく、同じ左腕で一死も取れなかった佐々木と好対照。初見の押本は入来に似ていると感じた。
ようやく松坂が報われた。しかしバーンは、依然西武には圧倒的に強い。打線好調、おまけに本人が前回散々だったというのに。息苦しいほどの投手戦だったが、カラスコはちょっとダメかもしれない。投げるたびに内容が悪くなっている。だんだん、「速いだけ」という印象が強くなってきた。
小坂のトンネルという珍事から一気に流れが変わってしまった。小林雅も結構打たれる場面が今季多いが、まさかこうなるとは予想外。8回から出したということは、こうでもしなければ止められないという予感がベンチにもあったのだろうが…。オリックス打線は非常に活発で気を抜くところがない。この逆転劇は鮮やか。

井川が完璧。全く打たれる気がしなかった。相手先発が危険退場など荒れる要素もあった試合だが、見事に引き締めた。中日は同情すべき点もあるが、なんぼなんでも打線が湿りすぎ。リリーフもずるずる失点して、記録達成されてもおかしくない嫌な流れになっていた。当初の打線好調はどこへやら。
ようやく"最強打線”の威力全開。苦手石川を一発攻勢で粉砕してしまった。石川が悪かったといえばそれまでだが、江藤も試合に出ればやっぱり怖いわけで、この打線ははまれば反則に近い。ヤクルトはラミレスにも当りが出始めたが、ちょっと1番・稲葉はそろそろ諦め時かも。稲葉と岩村が逆のほうが面白いかもしれない。
ウォーカー、前回誉めたのになあ。黒田も前回けなしたのに、こんなのを見せられるとさすがエースと思わざるを得ない。絶好調嶋は相手が左でも関係なかった。右の外野手も多く控えているし、早い時期に打てることを証明したのは大きい。全体的には低調気味の広島打線だが、少し上昇気配も見えるか?

2004年4月11日(日) なんだか今年は、期待を裏切られ通し

北海道日本ハム11−1福岡ダイエー
大阪近鉄6−2西武
オリックス9−7千葉ロッテ
阪神3−2中日
巨人4x−3ヤクルト
広島15−5横浜

今の斉藤の状態の悪さを再確認。カーブの制球がままならない、踏み込みが浅く体が浮き気味と、長所がいずれも死んでいる。再調整の要ありと認めますが、私は。正田も似たり寄ったりでいつもの炎上パターンだったのだが、ダイエーが拙攻の連続。ダイエー打線、特に城島の不振は深刻。投手の不調が悪循環に。
まあ三井ならこんなものかなとは思うが、依然勢いが止まらない北川凄すぎ。開幕して二週間になるというのにいまだに打率5割超とは。中島に待望の一発が出たが、今回のはラッキーパンチといった感じ。それでも一本出たのは大きい。森は今季悪いですね。この人、不調を引きずるからなー。
また川越は勝てなかった…。とはいえ、実質KOだからしようがない。オリックス打線の好調は継続中で、13安打でロッテ投手陣を攻略。オリックスとしては、二番手以降の投手も踏ん張った。しかし四死球多し。ロッテも若干リリーフに不安を抱えている。

福原が安定している。かつての頼りなさを微塵も感じさせなかった。こういう展開ならば、かつては中日のお得意パターンだったが。中日は当っているのが井上だけというのはあまりに厳しい。福留にぼちぼち吹っ切れてもらわないと、いくら岩瀬が復調してきてもそういう展開に持っていけない可能性も。
今日の木佐貫は走っていたなあ。153球も投げて、最終回に追いつかれた時点では自身の勝利を諦めたかもしれないが。石井はああなってしまってはどうにもならない。勢いに完全に呑み込まれてしまった。7番に下がった途端に稲葉がいい仕事。これで本領を発揮していかないと。それにしてもヤクルトはここ数年1番に試行錯誤。
もう、これだもんなあ、斎藤は。初回に3点もらってこれでは情けないにもほどがある。広島打線はこれまで決して当っていたわけではないのに、勢いをつけさせてしまった。これはまさしく去年の負けパターン。デイビーが2安打って、実はブロック?嶋の快進撃は続く。

2004年4月12日(月) 神戸には魔物が住んでいる(not甲子園)

福岡ダイエー3−3北海道日本ハム
西武10x−6大阪近鉄
オリックス11−3千葉ロッテ
中日4−2阪神
巨人7−5ヤクルト
横浜5−2広島

伊藤と水田(特に伊藤)、延長での両抑え投手の明日なき投球はしびれるものが。しかし先発の出来を見る限り、よくこの程度で済んだなという印象。面白いデータがあって、今季の新垣、ここまでの三度の登板で立ち上がりの1,2回は被安打わずかに2。ところが3,4回の被安打18。なんなんでしょ、これは。
ドカンとやられた大沼、ずるずるやられた阿部健、両チームリリーフが締めて、最後にカラスコが大炎上。さすがにカラスコはもう使えないでしょう、怖くて。去年バーンがダイエー戦で大逆転を許したことがあったが、今回のはそれより酷い。有銘が好調持続なのが救いか。西武は中島・大島・赤田が元気。
まさか渡辺俊がこんなに打ち込まれるなんて…。タイトル通り、ヤフーBBに来るとなぜか投手が大乱調に。ロッテは中継ぎもずるずる打たれて大量失点。ムーアはまた援護に恵まれた。このオリックス打線の好調さは尋常じゃないなー。反対にロッテ打線、なかなか調子が上がってこない。李もぽつぽつ研究されだした?

川上は安定しています。落合監督はストッパーの1イニング限定はしないのかな?まだ完調とはいえない岩瀬だけに無理はないか心配だけど。中日打線は一転二桁安打だが、相手以上に当っていない阪神打線。結局金本の一発だけでなすすべなし。井上は少々微妙な立場にいたが今季絶好調。少し印象が変わった。
まあ巨人が勝つならこのパターンでしょう。いい感じでぽんぽんホームランが出れば巨人ペース。空中戦になってしまってはヤクルトは分が悪い。ローズのホームラン、あれは完全に狙われていた。だから変化球が打てない打者じゃないって。川島は前回も被弾に泣いたのが気になる。桑田は…今はこんなものかなあ。
おお、吉見がほぼ完璧。今年は違うかもしれない。昨年を糧にして制球に気をつければまた二桁勝てるはず。なんだかんだ言って佐々木も抑えてるし、横浜は順調。ただ一点、ギャラードを除けば。ソロ三発というのも去年を彷彿とさせるが、投手が良ければそれで良し。広島は去年もこの時期打線がなかなか固まらなかったが、今年も?

2004年4月13日(火) 史上最恐打線

福岡ダイエー6−5大阪近鉄
西武4−0千葉ロッテ
オリックス15−8北海道日本ハム

馬原は前回に比べると粘りつくようなリリースがあまり見られなかった。球離れが一定せず苦しい内容。なんだかやけに走塁死が多い珍しいゲームだったが、パウエルが苦手城島にとことんやられてしまった。プロ入り初セーブの三瀬はこのところスライダーの切れが絶品。鷹野辺りは自分のスイングをさせてもらえなかった。
ロッテがとうとう6連敗。すっかり意気消沈してしまった。もともと打線が弱く、張の前に全く音なし。小林宏は去年もなかなか援護に恵まれなかったが、ちょっとこれでは…ね。逆に西武特急が止まらない。いまはすべてがいい循環。
いやもう、何という破壊力なんでしょう、この打線は。さすがチーム防御率が8点近くとも勝ち越しているはずだ。去年ダイエーにやられた鬱憤を晴らすかのよう。全員が好調なので、どこで止めればいいのか見当がつかない。ループは立ち上がりのミスからおかしくなってしまった。ところで吉井が出てきて打たれましたが、一軍にいたことにビックリしたり。

2004年4月14日(水) 日テレの実況やかまし過ぎ

福岡ダイエー2−0大阪近鉄
西武9−5千葉ロッテ
北海道日本ハム10−1オリックス
広島9−6阪神
巨人11x−10中日
ヤクルト3−0横浜

4回も先頭打者を出して、2度も満塁にされたら普通は負けます。それを無失点で完封リレーとは、グーリンが粘り強いのか近鉄が拙攻なのか。近鉄は香田の昔から遅い球には滅法弱いが、完全に苦手を作ってしまった。川尻は前回に続いて報われず。普通は勝つ内容です。グーリンはフィールディングまでもっさりしてるのは笑った。
ロッテは完全に死んでしまったのか?投手戦で食らい付いても、一気の逆転はチームの勢いそのまま。小宮山が突然崩れた以上に不安なのはリリーフ陣。セラフィニもあの自滅振りでは。5点取ったといってもわずか4安打。1番曽我部はいかにも苦しい。小坂もなんだか悩んでるし…。
すみません、金村投手。あなたの力を見くびってました。あれだけ猛威を振るっていたオリックス打線を5回ノーヒットに封じるとは。もう今日はこの金村の投球に尽きる。さすがはエース。で、結局マックはオープン戦だけだったのだろうか。小林もこの間良かった以外はぼろぼろ。相変わらずとめどなく打たれすぎ。

依然不安一杯だった高橋が4回以降急速に立ち直ったのは広島にとって大きなプラス。勝てたのも大きい。もともと春はいい投手だし、次回は期待できそう。さて問題は伊良部。投球だけじゃなく、すべての面で浮き足立っている。恐らく調子の悪さを自覚しているからだろうが、悪すぎ。永川がドタバタしたが、阪神はビハインドが大きすぎた。
なんていうゲームだかなあ…。どう考えても中日のダメージが大きすぎる。4点リードを追いつかれたのも痛いが、岩瀬で勝ちきれないどころか負けてしまったのが痛すぎる。東京ドームらしい乱戦といえばそうだが…。福留・アレックスが打ちまくったのが救いか。巨人は平井に浴びせた集中打は見事。
マレンはほとんど2回だけだったのに、あまりにも石堂が良すぎた。今季は昨年以上に切れ味が増した気がする。相変わらず打つほうもいいセンスしてるし、いまの安定感はリーグ随一。横浜は負けてもこの内容なら納得ができる。少なくとも、去年のような絶望感が漂う負け方ではない。

2004年4月15日(木) 神戸の魔物は甲子園に移ったようです

福岡ダイエー4x−3大阪近鉄
西武5−3千葉ロッテ
北海道日本ハム4−1オリックス
広島12−10阪神
中日4−3巨人

どうなることかと思った先発竹岡だが、意外や意外、思わぬ好投。もう5回ぐらいからバテバテだったが、制球が恐ろしくアバウトな点を考えると窮屈なリリーフよりも向いているかもしれない。水田が突然昔に戻って9回二死から同点に追いつかれてしまったが、その裏吉田がズレータに痛恨の失投。近鉄はやっと点を取ったのに水の泡。
とうとう8連敗。フェルナンデスにこうもやられてしまうとは皮肉と言うほかない。追いついた途端に突き放されるのは相当悪いパターン。ただでさえ打てないのにこれでは流れが呼び込めない。小野もまだ微妙な感じだし、ちょっと苦しいなあ。西武も結構ミスをしてるんだけど。
ミラバルはヒットはたくさん打たれたものの、無四球が大いに光った。これがいいときのミラバル。ただオリックスとしては歯がゆさが強く残るゲーム。後半、1点差のままならわからなかったが、リリーフが簡単に一発を許しすぎた。具が少し落ち着いてきたのは明るい材料だが…。ただエラーがちょっともったいないよなあ。

前回広島の泥沼を救った河内が、今回はぼろぼろ。しかし阪神も先発が前川ではすんなりいかない。中盤で試合はわけがわからなくなってしまった。結局最後まで、両軍の投手がおかしな状態のまま投げる羽目に。永川も前日に続いて乱調気味あっただけに、最終的にはシーツの2ランが重かった。それにしても、嶋凄いな。
中盤まで投手戦なのに、結果スコアを見るとなぜか空中戦に。遠藤・岩瀬がびしっと締めたのが中日の勝因だが、冷静に考えてみれば巨人の得点はソロ三発。阿部は何かに取り憑かれたかのようにホームラン量産中だが本業のリードがおろそかになってやしませんか?今日の話ではないが、10失点でも打って喜んでるようでは困るんだが。

2004年4月16日(金) 危険球退場で拍手しないで欲しい

広島1−0阪神
ヤクルト4−1横浜

もう今日は大竹に尽きる。ただ速いだけでなく、非常に「鋭さ」を感じさせる球質。広島は3安打、それも6回以降は無安打と守勢一方だったが、野村が叩き出した虎の子の一点を良く守った。アクシデントをしのいだ継投も立派。阪神は圧倒的に押さえ込んだ感じなのに最後まで届かなかった。なかなか波に乗れない。
うーん、横浜は打てなさ過ぎたなあ。加藤を責めるのはちょっと酷な気がする。たった3安打ではねえ。去年からずっと2番に苦労しているが、打線組み替えも効果が出ず。ヤクルトは宮本・城石といった脇役が大活躍。投手リレーはほぼ完璧。言うことない勝ち方だったが、岩村の当りが止まったのが気がかり。こちらは今ひとつ効率がよろしくない。でもまあ、三浦が踏ん張ったと言うべきでしょう。

2004年4月17日(土) ジョニーが帰ってくる!

西武1−0福岡ダイエー
大阪近鉄8x−6オリックス
北海道日本ハム2−1千葉ロッテ
阪神6−5ヤクルト
広島7−2巨人

松坂と和田の、プロでは初対決。去年の新垣との対決に続き、1点差、しかも今度は完封でまたも松坂に軍配。同世代対決だと見た目にも気合の入り方が違う。和田にも言えることだが、完投型の投手は本当に尻上がりに良くなっていく。まあこれで和田も不安を払拭できたでしょう。
せっかくリードをもらったのに、これが勝てない投手の宿命なのか、川越。有銘は去年も先発していたが、やっぱり違うんじゃないかなあ。リリーフが踏ん張ったけど、落ちはマック。近鉄はサヨナラの借りをサヨナラで返した。相手が違うけど。
いやはや、押本はトントン拍子の出世だな。全力で向かっていくスタイルは、あまり日本ハムの投手にはいないタイプ。継投もうまくはまって、東京ドームに存分に雄姿を見せ付けた。さて、清水直の好投空しく9連敗のロッテ。これやばいかも。打線が日を追うごとに悪くなっている。ジョニー黒木の復帰登板で盛り返せるか。

あれ?阪神こんなに辛勝する展開だったっけ?井川が突然おかしくなったせいだが、安藤も今年は波がやけに激しい。しかし阪神は1,2番が機能するとさすがに強い。開幕前は個人的に期待していたヤクルトなんだが、全然かみ合わない。稲葉が少し良くなってきたら、今度は岩村がおかしくなった。依然として1番も固まらないし、投手も石川がこの状態では…。
西武−ダイエー戦と同様、完投能力の高い投手は尻上がりに良くなるというところを黒田が見せ付けた。点差もあったが、最後のほうの投球は圧巻。嶋の打ちっぷりも異常だが、阿部の飛ばしっぷりも充分異常ですな。しかし中軸が1安打では…。それにしても、市民球場のスピードがんはなんぼなんでも辛すぎるのでは?

2004年4月18日(日) ジョニーが帰ってきた!

西武8x−7福岡ダイエー
オリックス9−8大阪近鉄
北海道日本ハム6−2千葉ロッテ
阪神6−2ヤクルト
広島5x−4巨人
横浜3−3中日

コーナーにきちっといったボールをものの見事にはじき返されているのだから、斉藤の現状はたまたまで片付けられる状態ではない。球速も5〜6キロは遅い。これは時間をかけないと厳しいでしょう。西武打線は振れているが、それはともかく去年からどうもダイエーベンチは投手交替の踏ん切りが悪い。はなから後手に廻ってどうする。
ムーアは点差があるから打たれるのか、打たれても取ってくれるのか。しかしこんなにバタバタするゲームだったかなあ。8回までの流れでこんなに追い詰められるはずじゃなかったんだが。近鉄はほとんど下位打線だけで追い上げたが、ずるずる失点したのが最後に効いてしまった。
黒木の復活登板に頭が一杯。球速は出ていなくとも制球はなかなかよかった。高橋に一発打たれた以外は目処が立ったんじゃないだろうか。対する岩本は2年ぶりの勝ち投手。前回同様、なんだか良くわからないうちにするする抑えてしまった印象。久々の「毎度」が東京ドームというのが泣かせる。しかし冷静になるとこれで10連敗か…。

山部と河端の取られた点が余計すぎ。しかも10安打で2点と効率も最悪。ヤクルト打線は妙に空回りしている。それも中軸が当っていないせいだが。福原は覚醒と見てよろしいですか?先発が落ち着いているとリリーフもすんなりいってくれる。こういう勝ち方は奇麗でベンチも楽でしょう。
個人的に一押しの栗原が代打サヨナラ弾。だけど、本当なら9回裏を迎えちゃいけなかったんだけどね。佐々岡がかなり力強い投球を見せたあとだけに、永川の不安定さが歯がゆい。こういう投手ではあるが。普通終盤に毎回失点すれば替えるもんだけど、木佐貫を引っ張らなければいけないのが巨人の現状。同級生リレーもはまらなかった。
また岩瀬が誤算。しかしねえ…横浜は16安打も打って3点ですか。終盤に良く追いついて引き分けに持ち込んだが、ホームランが出ないと相変わらずの効率の悪さ。これはチーム伝統のお家芸みたいなもんだからしょうがないっちゃしょうがないんだが。延長に入って不利の中日も良くしのいだ。10回は非常に危なかったが。

横浜がバワーズ獲得と聞いて、また出戻りかと一瞬思ってしまった。しかしなんだかムキになって左を集めてませんか?

2004年4月19日(月) 篠原が前半絶望かぁ…

福岡ダイエー6−3西武
大阪近鉄6−0オリックス
千葉ロッテ13−2北海道日本ハム
ヤクルト7x−6阪神
広島10−3巨人
中日6−4横浜

張の好調さとダイエー打線の無策ぶりで、どう考えても西武の勝ちゲームだったんだが…。豊田不在がこんなに如実に影響するとは。森は直球もフォークも切れが悪かったが、しかし本間の打球が抜けていなかったらどうなっていたか。新垣はまた中盤4回に失点したが、状態は随分良くなった。松中が前日から全打席出塁中。
さすがにオリックス打線も一時の勢いを失った。当っている斉藤・塩崎以外はノーヒットと岩隈の前に完全沈黙。パウエルが不調でなかなか波に乗れないが、開幕から4連勝の岩隈は立派。本柳も良く投げたんだが、要所で藤井が強力援護。相木に抑えてほしかったけど。北川がまた固め打ち。
いやあ、やっと止まりました。とことん貧打に泣かされてきたロッテが先制した途端に19安打の大爆発。こんなもんなんですねぇ。渡辺俊に13点は過剰援護とも言え、日本ハムはソロ二発だけ。ループはこれでは厳しい。可哀相な面もあったが、あんまりいいところも感じられなかった。

川島はやっぱり一発病が。逆転弾、サヨナラ打と鈴木健が大張り切り。ヤクルトとしてはようやく中軸が機能したのが大きい。五十嵐で追いつかれたのは余計だったが、高めのあんなボール球を持っていけるのは今岡ぐらいなもんでしょう。阪神は先発が崩れた後のリリーフ成績がいまいち。
河内がプロ入り初完投勝利。以前に比べると格段に球持ちが良くなった。さすがに指にかかったボールはものが違う。打線も嶋に引っ張られて絶好調。依然として打率5割というのは凄すぎる。新井の満塁弾の時点で勝負はあった。とうとう6番に下げられたが、それでも高橋は音なし。はずせない選手なのにねぇ…。
初回からウッズに石井が失策。慣れない地方球場とはいえ、立ち上がりからこうも足を引っ張っちゃあ投手は切れちゃいますね。川上相手に2点差まで詰め寄ったのは上出来ではあるが。その川上、最後に村田に打たれても危なげなかった。いいピッチャーだなあ、この人。故障には気をつけて欲しい。

2004年4月20日(火) 盗塁されたことに気づいていなかった小林雅

西武7−3北海道日本ハム
千葉ロッテ5ー2大阪近鉄

金村と大沼の先発で、私の予想はまるっきり逆のスコアでした。大沼はこれがプロ入り初勝利。「勝てない」呪縛から解かれて、がらっと変わってくるかもしれない。連続本塁打で崩れかけた後、良く立ち直った。逆に金村は、フェルナンデスに失投を運ばれて切れてしまった。あのイニングは不用意に過ぎた。
連敗を止めて、今度は非常にきれいな試合運び。これくらいの援護があれば投手も楽になる。福浦もようやく調子を戻してきたようだし、これからでしょう。川尻はホームラン二発に泣いた。近鉄打線は決して当っていないわけではないのに、四番だけが一人カヤの外。最下位転落だが、リーグ最低本塁打というのがチームの現状を物語っている。

2004年4月21日(水) 日本最大のマスコミのトップは恐喝常習犯

一小市民の呟きでした。この話題ここまで。

福岡ダイエー4−1オリックス
西武8−3北海道日本ハム
千葉ロッテ4x−3大阪近鉄
阪神9−6中日
横浜5−3巨人
ヤクルト4−2広島

謎の魔術師が神戸にも降臨。前回同様10安打も打たれてるのにちっとも点を取られないグーリン凄すぎます。確かにスピードは遅いのだが、要所要所で実に絶妙なコースに集めている。たまに投げる横投げもただのごまかしではなくきちっとコントロールされている。具はホームランだけだったが、三発は打たれすぎだった。
先制されながらも鮮やかな集中打で西武の逆転勝ち。小関に貝塚と繋ぎ役が絶好調なのが打線がつながる要因。特に貝塚は波に乗っている。帆足はやっぱりスタミナが課題だが、きっちりとゲームを作っている。ミラバルは立場を考えれば初回をしのがないといけなかった。この柱がなかなか立ってくれない。
今日は初芝のための試合。同点犠牲フライにサヨナラタイムリー、重要な場面でことごとく絡んできた。こうまで初芝にチャンスが廻ったのも福浦の好調あればこそ。打線以上に、リリーフで小野が締めたのが大きかった。さて、カラスコだが…。今日は決して責められる内容ではなかったが、結局負けてしまっては復調のきっかけにはなりそうもない。

ドミンゴもちっとも成長しないな。いずれの失点機も四球から始まる自滅パターン。もう少し辛抱強いところを出していかないと計算できない。久保田はいかにも久々らしく中盤に崩れかけたが、打線が良く救ってくれた。ただ安藤がピリッとしないのが気がかり。リリーフは人材豊富でうまくいっているが、計算通りとは言いがたい。
リリーフといえばこのチームで、調子があまり良くないとわかっていても無理矢理上原を引っ張らざるを得ない。そして限界を超えて逆転を許してしまった。時期を考えたらしなくてもいい心中だったんじゃないかな?新監督らしく勝ちを焦っている気配がうかがえる。吉見はどうやら本物か。佐々木も貫禄の無失点街道。
16残塁に走塁死の嵐というお寒い攻撃内容にもかかわらず勝てたのは、ひとえに石堂の好投の賜物。この投手、若さに似合わず自分の投球をすでに確立していて頼もしい。散々苦労した1番に定着したのが結局ベテラン佐藤というのがなんとも、さすが"オジンガン"と呼ばれるだけはある。広島は佐々岡が大誤算。しかし高橋はどうやら戻った。

2004年4月22日(木) それはさすがに認められないよ、キンケード

福岡ダイエー7−2オリックス
北海道日本ハム10−7西武
千葉ロッテ12−3大阪近鉄
中日5−0阪神
巨人11−8横浜
広島7−1ヤクルト

杉内は四球が多かったが、久々ならこんなものか。しばらくリリーフに廻っていた小倉が好投。しかしマックがすべてを台無しに…。あそこで投手交替は常道だけど、人選があまりに不可解。個人的に期待している高橋が初スタメンで大活躍。バットコントロールの良さはそのままに、思い切りが良かった。ただ守備はまだ精進が必要。
ほとんど忘れかけていた江尻がついにプロ初勝利。大島に打たれるまではほぼ完璧。押本に続いて、これで先発難が解消されてくると面白い。序盤に西口を火だるまにして楽勝ムード、と思いきや、ここまで追い詰めるのだから今の西武は恐ろしい。9回に日本ハムが加点していなければどうなっていたことか。
むう、近鉄は岩隈以外で全く勝てなくなってしまった。ただ有銘ではやはり厳しい。矢野も登板するたび失点でそろそろ辛い。前半だけでこれだけ大差をつけられては、今の近鉄打線にはどうにもならない。間隔の空いたミンチーは大量援護で悠々の投球。打線も先週までの貧打が嘘のように火がつき、また連勝街道スタート?

まあ前川はこんなもんじゃないかと。福留にとてつもない一発を打たれたが、その後なかなか崩れなかったのはまあまあ。しかしこれはローテーション投手の評価ではないか。山本昌が5回まで完全と抜群の出来でシャットアウト。今日は球の切れも非常によかった。阪神は手の打ちようのない完敗で、むしろ諦めがつく。
空中戦になってしまえば巨人のもの。なんだかおかしかった三浦を捉えて5回に怒涛の攻撃。横浜としては痛い一戦になってしまった。今回の久保・岡島は非常に良かった。とりあえずこの二人でしばらく様子を見ましょうよ、堀内監督。加藤の乱調も痛かったかな、横浜は。避けるのがヘタな人はあんま好きじゃないです。
ぶつかりにいって認められなかった選手よりはるかに可哀相だったのが大竹。普通一試合に二度もライナーが当ったりしない。大事無くて何より。かなり辛抱強いところも見せてくれた。広島はいよいよ若手の大器たちが覚醒し始めたか。ヤクルトは宮本の戦線離脱でいよいよ危ない。相変わらず効率も悪く、重苦しいムードが。

2004年4月23日(金) 探してなかったのか?いや、まさか…

阪神2−1中日
横浜5−3巨人
ヤクルト7−6広島

これだけ歩かせて捉まらなかった藪は珍しい。中日打線が歩くだけでとことん打てなかった。平井は藪よりよっぽど落ち着いた投球をしていたのに、中盤にとうとう辛抱しきれなくなってしまった。打てなかったのはともかく、中日は落合が戦列復帰。徐々に形は整いつつある。
久保も岡島も、誉めた途端に打たれるなよ…。相手の株を奪う(というわけでもなく、これは横浜の持ち味でもあるが)一発攻勢で横浜が土壇場うっちゃり。金城は昔に比べると打撃の形が完全に変わった。佐々木はフォークばっかりだったが、マウンド上での風格はやはり違う。落差は依然大きい。
両チーム合計27安打の乱戦。ゲームの流れがあっちに行ったりこっちに来たりと気忙しい試合だった。黒田は一度も三者凡退がなく、乗り切れないまま終盤にいってしまったのが痛かった。五十嵐がリードした途端に圧巻の三振ショー。

2004年4月24日(土) ウィルス性の胃腸炎なら寒暖差は関係ないか

福岡ダイエー5−3北海道日本ハム
西武4−3大阪近鉄
オリックス7−4千葉ロッテ
巨人11−4阪神
広島9−4横浜

緊急事態で巡ってきたチャンスを、星野がしっかり掴んだ。去年がどん底だっただけに、この勝ちは本人にとっても大きな一勝。押本は初回は凄い切れ味を見せていたが、回を追うごとにそれが鈍っていた気がする。あと、松中に苦手意識を持っちゃったのはまずいかな。高橋が振れてる影で柴原が非常に悪い。
……。さすがにこれでカラスコは諦めるでしょう。走者を出すと途端に落ち着きをなくすあたり、本人も完全に自信を失っている。とにかく、こういうゲームを落としている限り近鉄に上昇の目はない。西武は森に復調の気配あり。すぐに立ち直ってくれるところは実績の差か、チームの勢いの差か。失速しませんね。
初回の二失策で清水直のリズムが狂ってしまった。それでもすぐ反撃していれば良かったのだが、序盤のロッテ打線が拙攻。制球荒れ気味のムーアを手助けする形に。その後1点差まで追い詰めたのだが、川井の投入が裏目に出た。失点のタイミングとしては最悪の場面だった。「時間がかかりそう」だった谷が早くも復帰、早速2安打。

まさか井川がこんな崩れ方をするとは。阿部に打たれた一発を思いのほか引きずっていた?しかし自らのエラーで踏みとどまる機会を逸してしまったのはいただけない。4回までは完全に阪神ペースだったんだが…。阿部の猛威がとどまるところを知らない。シコースキーは点差があれば余裕なんだよなぁ。
先日といい、デイビーにブロックが乗り移ってませんか?まあ、何がダメって、ランナーをためて長打を打たれた斎藤がダメ。特に6回は下位打線に打ち込まれすぎ。こういうところが本当にもったいない。広島は嶋の当りが止まってきた分中軸に当りが出てきた。なかなかの好循環。横浜で語れるところは少ない。

2004年4月25日(日) どっちが勝っても復活劇というのは見ていて辛い

福岡ダイエー10−4北海道日本ハム
大阪近鉄2−1西武
オリックス2−1千葉ロッテ
阪神6−3巨人
横浜10−2広島

前回勝ったとはいえ、個人的には岩本の内容は良く思えなかった。今回は不安点がもろに出た。前日からショート金子の緩慢な動きが気になっていたが、足の速い打者走者で何をのんびりやってるんだろう。この選手はもうちょい泥臭くなってもいいと思う。馬原は立ち上がり荒れていたので修正したら逆にコースが甘くなった感じ。
とうとう抑え起用を諦め先発を引っ張ったら、あっさり勝ってしまった。川尻の緩急の使い方は阪神時代よりうまくなった気がする。若い打者の多い西武を見事に翻弄した。負けたとはいえ、石井貴にも復調の兆し。ただ、近鉄打線は6度も先頭打者を出しているのに2点は少ない。グーリンにやられたときもこんな感じだったが…。
川越2年越しの連敗にようやくピリオド。甘い球が多く、内容はもう一つだったと思うが、こういう状況ではたとえ運でも勝つことが大事。これで本来の姿に戻ってくれれば申し分ない。一方こちらも復活勝利を賭けた黒木だが、毎回のようにランナーを背負う苦しい内容でも良くしのいだ。次こそは。

福原は完全に覚醒しました。ローズの一発以外はほぼ完璧。逆に木佐貫は立ち上がりノーヒットで失点するなど乱調。全体的にも上ずっていたかな。小久保の守備の話なんだが…ダイエー時代はあんなにスローイングの悪い選手じゃなかった。やはり下半身が万全ではないということだろうか。
マレンがなんだかどこかの遅球投手のように、非常に胃腸に悪いピッチングでしのぎきった。河内がこれほど失点しなければどっちに転んでいたか。嶋のダブルエラーもあったが、まだ河内のムラッ気は払拭できていない模様。横浜は石井が好調にチームを引っ張っている。やはりこのクラスの選手が牽引していかないと。

2004年4月26日(月) 井出は大歓声下での守備に慣れていなかったと推測…弁護になってない

福岡ダイエー7-5北海道日本ハム
大阪近鉄7-3西武
オリックス5-4千葉ロッテ
阪神5-4巨人
ヤクルト13-7中日
横浜8-6広島

なんともまあ…死球の多いゲームで。金村は前回に続いて一発に泣いたが、ズレータに打たれた一本だけはいただけない。あれは回避できたと思う。ひそかにとんでもない打率を維持しているセギノールが起死回生の同点弾を放ったのもつかの間、守備の乱れであっさり勝ち越し点献上。とことん日本ハムがツメが甘かった。
やっぱり川口・中村辺りが打てば違いますよ。張は4回5回といずれもツーアウトから失点。特に5回は追いついた直後だけにあまりにもったいなかった。西武打線はつながりが今ひとつ。苦手バーンを攻略しかけていたのだが。
小林雅がまさかまさかの大乱調で痛い黒星。今年はやっぱり良くありません、この人。オリックスは下位打線が大仕事をやってのけた。投手陣も継投がうまくはまって逆転のお膳立て。しかし、サード副島というのは空恐ろしい起用のような。調べたら、99年に1試合守ったという記録が出てきた。

林にとってもチームにとっても悪夢のようだった6回。藤本のバント処理で深手を負い、代打関本の長打が止めを刺した感じ。あそこで替える手はなかったかなあ、というのは結果論。下柳は相変わらずピリッとしなかったが、リリーフ三人衆が3イニングを四球一個とピシャリ。阪神にとっては願ってもない勝ち方。
どうした川上!?カットボールというのは一歩間違えれば打ち頃の球だけに、調子が悪いとああなってしまうのかなあ。石川もピリッとしなくて、ヤクルトは後半は守勢一方だっただけに、3回までの失点が中日はあまりに痛すぎた。リリーフで登板の川島がいい投球。問題は詰まった点差であれができるか。
玉山の先発で、しかも勝ちかけていた。しかし天野がぶち壊し…。いきなりウッズに打たれてどうかしちゃったかな。今年の横浜は川村がリリーフで非常にゲームを作っています。嶋はそろそろ守備力がネックになってきそうな予感。しかしこれだけ点を取っていても、一発はソロなのね、横浜。

2004年4月27日(火) 今日は野球はお休みです

ということで、ここもお休み。開幕から一ヶ月経過で、ここからが本番ですな。

2004年4月28日(水) なぜかロッテ打線はダイエーから大量点を奪う

千葉ロッテ8−1福岡ダイエー
西武9−5オリックス
大阪近鉄11−2北海道日本ハム
中日2−1広島

対バレンタイン14連敗って、良くわかりません。グーリンはいつもよりほんのちょっと制球が甘かった。小林宏(めんどくさいので今後コバヒロ)が今日は圧巻のピッチング。フォークが異様に多かったが、それがまた異様に切れていた。ただ、コバヒロが抜群に良かったのは確かだが、ダイエー打線も工夫がなさ過ぎ。
具がどうにも良くないですねぇ。帆足はいつものように中盤に捉まりかけたが、いつものように試合をきちんと作って4勝目。今年の西武は、ここまで一昨年のように出てくる選手がみな結果を残す。オリックスは中盤をせっかく作ったのに最終回の4点で台無し。
岩隈の月間MVPは決まりと見ていいかな?まだわからんか。主力を大幅に欠いて、しかも連敗中の日本ハム打線、その上大量失点の後では攻略は無理というもの。ミラバルはそろそろ堪忍袋の緒が切れそう。久々に井場が出てきたが、前よりダメになっていませんか?

左腕同士の投手戦、高橋はアレックスのタイムリーはともかく、荒木の一発がもったいない。2点では責められないけど。広島打線は嶋の勢いが急停止するとともにパタッと止まった印象。栗原の代打タイムリーでおや?と思ったが、そこからつなげる勢いはなかった。最後のラロッカ、いきなり手を出す球じゃあなかったね。

2004年4月29日(木) 蛇と蛙とナメクジ

千葉ロッテ12−10福岡ダイエー
西武10−1オリックス
北海道日本ハム15−8大阪近鉄
横浜9−4阪神
中日6−3広島
巨人11−2ヤクルト

去年のダイエーなら、8回に一気にひっくり返してたかもしれない。薮田投入は明らかにキャストミスだと思ったが、まああの場面で出せる投手も限られている。ダイエーはことごとくエラーが痛かった。特に9回の稲嶺のトンネルは言語道断。流れまで変えてしまった。
フィリップスもダメ、か。具が不調の今、大チャンスなんだけどねぇ。監督が相手を良く知っているといっても、やはり実際に動くのは選手。伊原監督の苛々している様は随所に表情からうかがえる。西口はこういう展開では割に失点するほうだが、今日は万全でした。
カラスコを落としても、代わりがいないってことなのかなあ。日本ハムの立石は先日のダイエー戦でも気合でピンチをしのいだが、今回もゲームを良く立て直した。近鉄とすれば、大炎上したリリーフよりもパウエルがちっとも上がってこないのが痛い。岩隈・川尻が好調でも、これではローテが組めない。セギノール、マイナー二冠王は伊達じゃないですね。

ウォーカーは平凡なタイプでも、それなりに試合をつくっている。今日は阪神打線を見事に狂わせていた。横浜打線が難しい球をしつこく拾っていたのに感心。石井も好調だし、内川は故障癖さえ出なければ今年はかなりの数字を残しそう。今年悪い吉野だが、ボールがゆるく感じる。去年はもっと鋭さがあったと思ったが。
ドミンゴがようやく初勝利。落合監督はずいぶん買っているようですが、この人いい時は図抜けていいんですよね。乗っていればこれぐらいはやって当たり前。大竹は今日は点の取られ方が悪かった。エラーは可哀相だけど、下位打線でピンチをつくったのは反省点。
石堂が大誤算。せっかくのカーブがうまく使えず、力の半分も出せなかった。しかし阿部の勢いはどこまで続くんだ…。あんまり開幕から飛ばすと「何か」アクシデントがあったりするもんだが。上原は中盤をうまく抑えて勝ちに結びついた。平岡、初登板で三人切りはお見事。

2004年4月30日(金) 横浜が首位ですよ

福岡ダイエー2−2千葉ロッテ
オリックス14−7西武
北海道日本ハム6−4大阪近鉄
横浜4−1阪神
広島9−3中日
巨人17−4ヤクルト

なんてことない落球→振り逃げ→悪送球という世にも珍しいプレイが見られました。それ以上にダイエーのバント下手ぶりに呆れた。小宮山が良くしのいで、結局引き分け。小林雅はまた不安定だったが、球数を投げるうちに感じが戻っていた。星野は先日同様、序盤以外は完璧。三瀬は使いすぎだよなぁ…。
このムーアの援護の多さは何だ。松坂が4年ぶりの二桁失点炎上で負けが消えてしまう恵まれっぷり。マックが今日は見事な火消しで今季初勝利。こういうのがあるから、早々に見限れないのだろう。オリックス打線の集中打は下位打線によるもの。9番にいる平野がかなり怖い。
久々先発の加藤、ちょっと間隔が空きすぎだった。初回に失った4点を、打線はなんとかこつこつ返してきたものの、セギノールの2ランでジ・エンド。押本は今日も四球が多かったが、何とか試合をまとめた。近鉄とすれば、初回はせめて1点にとどめて欲しかったろう。エチェバリアへの四球が余計だった。

横浜がまた阪神を下して首位浮上。四番が打って、エースが抑えてと理想的な試合展開。阪神はわずか3安打、しかも三浦から打ったのは得点した3回だけと完全に封じられた。これではどうにもならない。でも井川も先に点を許したのは反省点だろう。キンケード、足癖悪すぎ。先日のは偶然じゃなかったのね。
中日リリーフが踏ん張れず、結局は大差負け。特に遠藤。8回の2被弾はあまりに余計すぎ。2点差で9回ならまだわからなかったのに…。黒田は中盤にかなりぐらついたが、味方が追いついてくれた途端に立ち直った。なんだかんだで広島打線は好調。後は緒方が当ってくれば完璧。
こんだけ打ちまくっててもタイ記録なんだなあ、阿部。そう考えると、門田と江藤の記録も空恐ろしい。さて試合のほうは一方的な乱打戦で語るところも少ないのだが、ベバリンは球が上ずってどうにもならなかった。久保は僅差ならどうなっていたかわからない出来だったが、毎回のように2点ずつ入る状況では多少は雑にもなるというもの。

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