走り書記

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2009年9月6日(日) 限りなく完封に近い救援勝利

西武 -●○○●●●
 楽天との直接対決、初戦を涌井で逆転サヨナラで落とすも、その後連勝で勝ち越し。しかしソフトバンク初戦をまたも逆転サヨナラで落とすと、実績のない先発では止められなかった。週後半3連敗で楽天との差は元の状態に。

オリックス -○●●○●●
 山本の快投で幸先のいいスタートだったが、その後2戦先制しながら連敗。週後半はロッテとの直接対決だったが、初戦打線爆発も、土曜は抑えに廻した金子が打たれ延長負け。日曜は大敗を喫して2ゲーム離される結果に。

日本ハム -●○●○○●
 前半のロッテ戦は3試合で6点と打線がいまひとつで負け越し。一転楽天戦ではスレッジの2試合連発がいずれもビッグイニングとなり大勝で連勝。しかし日曜サヨナラ負けでやや足踏みの週に。

ロッテ -○●○●○○
 日本ハム戦は初戦4ホーマー、3戦目序盤に大差をつけて、いずれも完勝で勝ち越し。オリックスとの直接対決では初戦清水が大炎上で大敗も、土曜延長で振り切り日曜大勝で勝ち越し。オリックスを少し突き放して5位に浮上。

楽天 -○●●●●○
 8月17勝の余勢を駆って9月初戦はサヨナラで5連勝。しかしその後はリリーフの乱調が目立った。西武に連敗を喫すると日本ハムにも有銘の自爆などで崩れ4連敗。それでも日曜はサヨナラで勝利し西武との差は変わらず。

ソフトバンク -●○○○○○
 打線低調を引きずった形の初戦だったが、高橋秀、大場の好投があって連勝。西武初戦逆転サヨナラで制すと、週末はすっかり打線は勢いづき快勝。5連勝で日本ハムとの縮めた。田上が今週3ホーマー。

巨人 -○○-△○○
 終盤に3ホーマーを浴びせる逆転サヨナラなどで横浜に連勝。ヤクルト戦は幸運な形で引き分けに持ち込むと、内海の完封などで連勝。負けなしの4連勝で2位を大きく突き放した。木村拓が10年ぶりにマスクを被る一幕も。

阪神 -○○●○●○
 今週も好調キープ。ヤクルト戦いずれも先行したまま快勝で勝ち越し。広島戦でも完封リレー、日曜は中盤に逆転勝利。大型連勝こそしないものの、これで7カード連続勝ち越し。ヤクルトとの差が詰まってきた。

中日 -●●●-●○
 首位追い上げの勢いが完全に消滅。チェン、川井、吉見で広島にまさかの3連敗。横浜にも2安打完封され4連敗。この間計7得点と打線が沈黙。日曜終盤の逆転で連敗は止めたが、巨人に一気に差をつけられた。

広島 -○○○●○●
 逆転で初戦を制した波に乗り、中日を3タテに成功。この勢いで、一つ上の阪神も呑み込みたかったところだが、ここは相手が一枚上だった。齊藤で一つ勝つも負け越し。それでも週勝ち越しで3位との差も縮まってきた。

ヤクルト -●●○△●●
 いよいよ3位が危うくなってきた。館山で初戦を落とした阪神戦は石川で一つ勝つも、続く巨人戦はまさかの引き分けで出端をくじかれ、押本4年ぶりの先発も完封負け。連敗で週1勝のみ。先発も不足だが打線も6試合で14点と振るわない。

横浜 -●●--○●
 巨人戦は4点リードの8回から3被弾で逆転サヨナラ負け。土曜ベンチのミスで本来先発のランドルフが1回一死から登板し2安打15奪三振の準完封劇。しかし日曜は7回から5点取られるリリーフ崩壊で結局勝ったのはランドルフのみ。
 

2009年9月13日(日) 風雲急

西武 -○○○○●○
 涌井の完封で連敗を止めるとそこから4連勝。木曜待望の復帰の中村が早速一発を放つなど打線が活性化。土曜を岸で落とすも、日曜は5ホーマーを浴びせて乱打戦を制した。今週GG佐藤が13安打4ホーマー10打点の大暴れ。

オリックス -●●●●○●
 9月に入って失速気配が濃厚となってきた。週前半は好調楽天の前に3連敗。西武初戦も逆転で落とし、先週から6連敗に。土曜に勝つも日曜は打ち負けて週5敗。調子を上げてきたロッテに5ゲームと引き離された。

日本ハム -●●●●●○
 ゴールが近付いたここに来て思わぬ急停車。前半西武に3連敗を喫し、後半のロッテにも連敗で先週から6連敗に。2位も連敗でマジックは残るも、3位楽天の影も近付いてきた。日曜復帰ダルビッシュはさすがの連敗ストップ。

ロッテ -●○○○○●
 週初戦リリーフ乱調で落としたが、そこから4連勝。打線が非常に活発で、井口が日曜からの3試合で5ホーマー。西岡、サブローが2試合連発と一発がよく出た。ダルビッシュには屈するも、オリックスの失速で最下位の危機は遠のいた。

楽天 -○○○○○●
 先週の4連敗から一転、怒涛の6連勝で一躍台風の目に。永井の10勝到達などでオリックスを3タテ、ソフトバンク戦では9回一気の逆転劇も見せた。最後はサヨナラで敗れるも、2位に4ゲーム、首位に6ゲーム半に急接近。

ソフトバンク -○●●●●○
 日本ハムの連敗で首位追撃の大チャンスだったが、こちらも失速で逆に楽天に迫られる事態に。水曜復帰和田がKOされ、金曜は馬原が6失点の大炎上とダメージの大きい4連敗。杉内が自身6連勝でチームの連敗ストップ。

巨人 -○●○○-○
 今週は阿部が大爆発。先週土曜から5試合連発、横浜戦5ホーマーの量産。チームで10ホーマーを浴びせて横浜に勝ち越し、広島戦では中井がプロ初ホームラン。中止を挟んで連勝と好調そのもの。今週の5試合で15ホーマー。

阪神 -●○●○●○
 連続カード勝ち越しは中日戦でストップ。6試合で総得点12と打線が振るわない週だったが、投手が踏ん張って五分にとどめた。ヤクルトの猛失速があり、日曜ついに3位に逆転浮上。

中日 -○●○○○○
 先週の急停止から今週は持ち直し。前半阪神戦はチェンと吉見で勝ち越し。ヤクルト戦では山本昌が待望の今季初勝利を挙げ3タテ。5勝1敗と大きく勝ち越したが、巨人も快走中で差はほとんど縮まらず。

広島 -○○○●-●
 週前半ヤクルトに3連勝。一時消えかけていた3位圏内の可能性が現実味を帯びてきた。水曜にはルイスが先制弾に完封。ただ後半巨人には力負けで連敗。CSを目指すならここは一つは勝っておきたかった。

ヤクルト -●●●●●●
 今12球団で一番苦しいチーム。落ち込みはさらに加速し、先週土曜から8連敗という非常事態に。広島戦では松岡で2度落とすという痛い負け方をし、打線は6試合で14点と相変わらず低調。日曜の敗戦でついに阪神に抜かれ4位転落。

横浜 -●○●●○●
 ヤクルトほどではないが、横浜も相変わらず勝てない。巨人戦は阿部に5本打たれ、10ホーマーを浴びて負け越し。阪神戦では一転投手が踏ん張るも打線低調でやはり負け越し。ランドルフの3連勝は唯一の光明。

2009年9月20日(日) 連戦半ば

西武 -○●●○●○
 3位を狙う立場だが一進一退。ロッテ初戦は取るも、大沼が大荒れでサヨナラ負け、逆転も食らってロッテに負け越し。ソフトバンク戦は岸が打たれて落とすも帆足の快投と杉内攻略で勝ち越し。週イーブンだが自力でのCS進出は消滅。

オリックス -●○○●●○
 大敗で始まった週だが、先週のどん底からは脱出。4発大勝とサヨナラでソフトバンクに勝ち越し。日本ハムにはいずれも終盤に競り負けて連敗したが、日曜ダルビッシュに勝ってイーブン。ボーグルソンが移籍初勝利。

日本ハム -○●○○○●
 持ち味のしぶとさを発揮した週となった。楽天戦では逆転で頭を取り、木曜からいずれも競り勝つ形で3連勝。もたつくソフトバンクに差をつけ、優勝マジックは10に。ただダルビッシュが7四球という大荒れで不安を残した。

ロッテ -●○○●●●
 今週は3位争いの鍵を握る存在に。前半西武戦はサヨナラと逆転で勝ち越し。しかし後半楽天戦は清水,唐川が打ち込まれ、最後も逆転負けで3連敗を喫した。順位争いと縁遠いだけにモチベーション維持は難しいか。

楽天 -●○●○○○
 依然好調キープでCSマジック点灯、2位浮上の可能性も強まってきた。日本ハムには粘り負けたものの、ロッテには3連勝。2位との差を2ゲームに縮めた。水曜から5戦連続二桁安打と打線好調。

ソフトバンク -○●●●○●
 日本ハムに離され、楽天に迫られて2位さえも危うい状態に。和田が2戦続けて炎上、馬原がまたもセーブ失敗し敗戦、ファルケンボーグも復帰後精彩を欠きと戦力的にも危うい。打線も5試合で24安打と振るわない。

巨人 -●●○○○○
 前半阪神戦は鳥谷に2試合で3発打たれ負け越し。しかし後半ヤクルト戦は投打が噛み合っていずれも完勝の3タテ。優勝マジック5と秒読み段階に入った。阿部の好調は続き、今週も3ホーマー11打点。

阪神 -○○●●●○
 3位争いは一歩優位もまだ油断できないところ。巨人戦では鳥谷の活躍で勝ち越したが、直接の敵広島に連敗。半ゲーム差に詰められたが、日曜3発14点の大勝で週イーブン。

中日 -○●○●○●
 完全に勝ち負け交互。広島に勝ち越すも、横浜に負け越しで週イーブン。巨人を追いかけるというのはもう非現実的な段階に入った感。9月に入って一発が激減し、特にブランコがわずか1本。

広島 -●○●○○●
 中日に負け越したが、3位阪神との直接対決に連勝。プロ初勝利の今井、前田健と若い投手で半ゲームに迫ったが、日曜ルイスが派手に打たれたのは誤算だった。結果的にイーブンで阪神との差は変わらず。

ヤクルト -●○○●●●
 週頭、またも松岡がサヨナラを食らい連敗は9に。プロ初勝利の高木が連敗を止め、横浜に連勝で久々にカード勝ち越しを果たすも、後半の巨人戦は全くいいところなく3連敗。トンネル脱出とは言えず、いまだ失速状態で広島に並ばれることに。

横浜 -○●●○●○
 やっぱりと言っていいかどうか、ヤクルトの連続負け越しを止めることになってしまった。来季スタッフの話や工藤、仁志の戦力外などすっかりオフモードになりつつあるが、途中加入ランドルフが4連勝と明るい話題も。

2009年9月27日(日) 揺るぎなき優勝

西武 ○○○-○●●
 CSに向けてもう負けられない立場で、連休は日本ハムを3タテ。勢いに乗る形で直接対決に挑み、初戦撃破で5連勝、2ゲーム差と迫った。しかし土曜岸、日曜涌井と柱を立てて痛恨の連敗。中村が4戦連発、GG佐藤が3ホーマーも非常に厳しい立場に。

オリックス ●○●-●●△
 高木の今季初勝利が今週唯一の白星。楽天初戦では逆転で一気に大差をつけられるなど勢いの差歴然。ロッテにも完敗で連敗。日曜怒涛の8連打で6点差を追いつく執念を見せたが、引き分け止まりで最下位が決定。ちなみに今週6試合ノーアーチ。

日本ハム ●●●-△○●
 優勝マジックが出ているとはいえどうにも波に乗れない。3位を目指す西武に3連敗を喫し日曜から4連敗。しかし眼下のソフトバンクには初戦を引き分け、2戦目も延長に持ち込んで勝利。マジックは7とした。

ロッテ ●○○-○○△
 4連勝でソフトバンク、オリックスに勝ち越しと好調な週。ではあったが、週末応援席が異様な空気に包まれる騒動ですべてが吹き飛んでしまった感も。日曜ベニーが突然「ロッテでの最後の打席」とアナウンスされ、これも少し唖然。

楽天 ○●○-●○○
 いまやもたつく日本ハムさえ視野に入る好調さ。オリックス戦も順調に勝ち越し、西武初戦は落とすも、土曜4ホーマーを浴びせて逆転勝ち。日曜も二桁得点で圧勝、岸、涌井の撃破して西武に4ゲーム差をつけ、2位に半ゲーム差。

ソフトバンク ○●●-△●○
 首位追走どころか足元がかなり危うくなってきた。ロッテに負け越し、ローテーションを前倒しして挑んだ日本ハム戦も初戦大拙攻で引き分け、2戦目まさかの攝津陥落で競り負け。大隣が一人で2勝と復調してきたのがわずかな救い。

巨人 ○○○-○○○ *3年連続のリーグ優勝
 前半中日との直接対決。この3連戦で谷が3ホーマーの活躍。見事なほどあっさり3連勝し、リーグ優勝決定。手を緩めず、後半の広島も3タテして先週から10連勝。これほど苦もなく優勝を決めた例はあまり記憶にない。

阪神 ●●○-○●○
 広島がやや脱落もヤクルトが息を吹き返した3位争い。週前半横浜に負け越したのは痛かった。中日には勝ち越したものの、土曜の敗戦で4位に転落。6試合で32失点と少し投手が疲弊気味か。

中日 ●●●-●○●
 最後のわずかな希望を託した巨人との直接対決だったが、完膚なきまでに叩きのめされた。3連敗で眼前で胴上げを決められることに。阪神にも負け越し、5連敗を喫して週1勝がやっと。

広島 ○●●-●●●
 初戦ヤクルトを逆転サヨナラで下し、単独4位に浮上3位に半ゲーム差。しかしここで力尽きてしまった。ヤクルトに連敗し、後半巨人戦にも3連敗で5連敗。一度は肉迫したCS圏が大きく遠ざかってしまった。6試合でわずか10得点と打線が沈黙。

ヤクルト ●○○-○○○
 週頭に5位転落まで落ちたチームが息を吹き返した。火曜高木がプロ初完封で再び連敗を止めると、翌日はユウキが7年ぶりの完投勝利。土曜村中今季初勝利と投手陣復調で横浜を3タテし5連勝、2週間ぶりに3位に返り咲き。

横浜 ○○●-●●●
 白熱するCS争いの大きな演出者に。前半阪神戦に勝ち越し、ところが後半ヤクルトに3連敗を喫して、順位入れ替わりの影の立役者となることに。金曜ランドルフの連勝が止まり最下位が決定。

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