走り書記

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2009年11月1日(日) "菊地"ドラフト&シリーズ開幕

日本シリーズ
第1戦 巨人4-3日本ハム
第2戦 日本ハム4-2巨人

 まず先勝したのは巨人。2回互いにソロを放ち同点の5回、坂本が勝ち越しの2点2ベース。1点差となった7回には奇襲も交えてもう1点追加。9回日本ハムがクルーンを揺さぶって1点差と迫り、さらにサヨナラのチャンスをつくるが一歩及ばず。
 続く第2戦は登板が危ぶまれていたダルビッシュが先発。確かに状態はいいとは言えなかったが、緩急をつけた慎重な投球を披露。打線は3回に内海を捉え、二死から稲葉の先制ソロを浴びせるとさらに畳み掛けて4点先制。巨人は5回亀井の2ランで反撃し、6回満塁の好機も迎えたが、ここはダルビッシュがしのいで、継投で日本ハムが逃げ切り。

・ドラフト
 最も注目された菊池投手には事前予想から回避する球団も出たが、6球団が競合。抽選の末西武が交渉権獲得。それ以外の1位はすべて単独入札となった。2度の拒否を経て長野外野手は念願の巨人入りへ。オリックスが5人すべて投手、左腕4人という徹底した路線を展開。

2009年11月8日(日) 制覇

日本シリーズ
第3戦 巨人7-4日本ハム
第4戦 日本ハム8-4巨人
第5戦 巨人3x-2日本ハム
第6戦 巨人2-0日本ハム  *4勝2敗で巨人が日本一に

 東京ドームに移った3〜5戦はいかにもこの球場らしい一発の飛び交う展開。第3戦は双方ともにソロ3本ずつ打ち合うが、8回に巨人が突き放して勝利。第4戦は3回に集中打で4点先制した日本ハムが押し切ってタイに。1点を巡る攻防となった第5戦は、8回巨人が同点に追いつくも、9回高橋のソロで日本ハム勝ち越し。しかしその裏亀井が同点ソロ、一人置いて阿部がサヨナラ弾と巨人が2発で逆転サヨナラ王手。
 そして札幌に戻った第6戦、巨人は阿部の2ベースで先制。打球直撃で降板の東野に替わって内海が0に抑え、6回に相手ミスで1点追加した巨人が6投手で完封リレー、日本一に輝いた。シリーズMVPは度々殊勲打の阿部。
 日本ハムは第6戦、らしくない姿が目立った。初回森本のバント失敗が予兆だったか、11安打、5度も先頭を出しながら無得点の大拙攻、さらに稲葉痛恨のファンブルで失点と完全に浮き足立ってしまった。
 

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Akiary v.0.51