ブレント・リーチ

先発候補、大誤算型

左投右打
横浜11
年度 球団 試合 完投 勝利 敗戦 セーブ ホールド 投球回 被安打 被本塁 奪三振 四球 死球 暴投 自責点 防御率
11 横浜 8 0 1 7 0 0 39 1/3 47 3 36 21 0 4 26 5.95
通算 1年

昨年横浜入りの外国人投手。先発候補の左腕として期待されたが、震災で帰国し制限選手となるなどトラブルに。
09年リリーフで38試合登板したのが唯一のメジャー実績。2Aと3Aの狭間にいた選手で、10年は2Aレベルで先発7勝。チームに手薄な先発左腕を期待されて獲得。比較的順調な調整を見せていたが、3月東日本大震災の発生に伴い一時帰国。ところが再来日の目処が立たず、史上初の制限選手として公示されることに。
巨人バニスターの例もあり、そのまま退団という可能性も充分あったが、7月になってようやく再来日。支配下登録に復帰し、改めて先発候補として調整。二軍戦を経ず、7月末から一軍マウンドに立った。連敗の後、3度目の登板で好投し来日初勝利。
だがこれで良くなるかと思いきや、この後投球内容が悪化の一途。5連敗を喫し、最後の4試合はすべてKO。9月半ばに二軍落ちとなり、以降登板なく終わった。結局1年限りで退団に。中盤に手酷く捉まっていた辺り調整不足は顕著だった。チームとしては大きな誤算に終わった。