江川 智晃

中軸候補、微前進型

右投右打
宇治山田商高 ソフトバンク05ドラフト1巡〜
年度 球団 試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率
08 ソフトバンク 2 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 .000
09 ソフトバンク 6 12 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 5 .083
10 ソフトバンク 20 44 11 6 1 0 19 8 0 1 1 1 0 18 .250
通算 6年 47 118 24 6 2 1 37 17 0 2 2 1 0 45 .203

ドラフト1巡入団の若手選手。将来の中軸候補と期待される存在だが、ここまではまだはっきりとした実績を残せずに来ている。
高校時代はエース兼主砲で、2年夏に甲子園出場。投手としても打者としても評価されていた存在で、ドラフト1巡指名でソフトバンク入り。プロでは野手として登録された。ちなみに指名されたドラフト会議の時点ではまだ「ダイエーホークス」だったため、形式上は「ダイエー最後のドラ1」ということになる。
「秋山級の逸材」という評価を意識して、秋山現監督と同様に最初は内野手でスタート。1年目二軍戦で顔面に死球を受け頬骨折というアクシデントがあったが、2年目には新人の松田と三塁を争う存在とみなされた。この年一軍11試合に出場しプロ初安打も記録。外野手登録となった翌年にはプロ初ホームランも放った。順調にも見えたが08年は二軍で1割台と極端な打撃不振。翌年持ち直してチームトップの14ホーマーを放ったが、一軍ではわずかな出場で結果を残せず。
6年目となる昨年は李ボム浩に背番号8を奪われてしまったが、交流戦で昇格するとスタメン出場で2試合連続タイムリー。その後は出番少なく二軍に戻るも、8月再昇格時にも3打席連続2ベースなどところどころでいいところを見せた。一軍定着にはまだ遠いものの、自己最多の出場数を記録。
二軍では3割14ホーマーの好成績を残し、ウエスタンの本塁打王に輝いた。一発量産というよりは、どちらかというと中距離打者タイプか。まだ形が固まりきっていない感もあるが、そろそろ本格的に一軍定着に挑みたいところ。今季は年齢的にも勝負どころ。