野口 祥順

中堅内野手、故障復帰型

右投右打
藤代高 ヤクルト00ドラフト1位〜
年度 球団 試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率
08 ヤクルト 17 29 8 1 2 2 19 6 1 0 0 5 0 5 .276
09 ヤクルト 74 80 21 3 0 1 27 4 11 6 1 6 1 22 .263
10 ヤクルト 31 23 2 0 0 0 2 0 5 3 0 3 0 8 .087
通算 11年 239 260 60 8 5 8 102 27 28 16 2 28 2 74 .231

大型内野手としてドラフト1位入団の選手。故障で大きく遠回りしてきたが、近年出場が増えてきた。
3年目に一軍初出場しホームランも記録。翌03年はほとんど打席機会がなくもっぱら守備・代走要員だったが、04年は故障の宮本に代わってスタメンにも名を連ね、4ホーマーを放った。次のレギュラー候補と期待されたが、翌年右肩手術で1年リハビリ。これで一気に影が薄くなってしまった。実戦には06年から復帰も一軍からは遠ざかり、3年連続で出場なし。
長い苦難を乗り越えて08年からようやく再上昇。4年ぶりに一軍出場を果たし、シーズンの最後に2試合連続ホームランのアピール。そして09年は大幅に出番が増え、ほぼ一軍定着。主に代走要員として自己最多の出場機会を得た。数は少ないものの一塁・二塁・レフトで先発出場も。11盗塁と脚力を発揮してアピール。
昨年は前半二軍が中心だったことから前年より出場数が半減。それでも後半は主に代走要員として出場が増えた。ただ打撃のほうはさっぱりで、7月前半に1安打したあと3ヶ月もノーヒット。シーズンわずか2安打で、1割にも届かなかった。
肩の問題があるためショートは難しいものの、様々なポジションをこなせる利便性の高さがあり、俊足も武器。本来はもっと打力もあるはずで、二軍では昨年も好成績を残した。30歳となる今季は代走要員に留まらないところを見せてもっと出番を増やしたいところ。

野田 浩輔

中堅捕手、ジリ貧型

右投右打
八代東高〜新日鉄君津 西武01ドラフト6位〜
年度 球団 試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率
08 西武 9 9 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 4 .111
09 西武 22 10 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 5 .000
10 西武 5 8 2 2 0 0 4 0 0 0 0 0 0 3 .250
通算 10年 194 317 70 14 1 5 101 28 2 9 3 18 4 74 .221

細川のライバル的存在だった中堅捕手。社会人時代は渡辺俊(ロ)とバッテリーを組み、ともにシドニー五輪に出場。
ルーキーイヤーはまだベテランの壁が厚く一軍出場なし。2年目の02年から起用され始め、一時はポスト伊東の筆頭だった。しかし伊東がコーチ兼任となった大チャンスの03年に足踏み。後続の細川にあっという間に追い抜かれてしまった。伊東新監督となった04年は開幕スタメンを射止めるも、守備のミスが多発してまたも細川の後塵を拝することに。遅れを挽回する絶好のチャンスを取りこぼしてしまった。日本シリーズでも先発で起用されながらアピールできず、期待に応えることはできなかった。
課題と言われた打撃は一時期大当たりを見せたが、守備面で信頼を掴めず。ライバルに徐々に引き離され、06年は新星炭谷(銀仁朗)が登場。一気に出場数を減らしてしまった。その炭谷が育成の07年は2番手に再浮上したが、細川が安定して目立たぬまま。そして08年は完全に3番手に下がり、ほとんど出番のない状態に。
伊東前監督は野田のほうを買っていた節があったのだが、細川には完全に水を開けられ、もはや一軍すら覚束なくなってしまった。09年は久々に出場数が増えたものの控えという位置取りは変わらず、むしろ打撃が売りの上本にも抜かれた形で、実質4番手に後退。昨年はわずか5試合に出たのみでシーズンのほとんどを二軍暮らし。
ジリ貧を止められないままズルズル後退し、状況はかなり厳しくなってきた。チームの捕手陣最年長といっても今の立場では逆にマイナス要因。細川が抜け若い銀仁朗がメインとなる今季は巻き返しを図る大きなチャンスだが。

野中 信吾

小兵選手、俊足型

右投右打
神埼高 日本ハム02ドラフト5巡〜03、横浜04〜10、オリックス11〜
年度 球団 試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率
08 横浜 54 56 10 2 0 1 15 1 6 1 0 0 0 6 .179
09 横浜 7 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
10 横浜 36 5 0 0 0 0 0 0 7 0 0 2 0 1 .000
通算 9年 220 188 41 8 2 2 59 10 33 15 0 12 3 37 .218

抜群の俊足を持つ内野手。横浜移籍後の07年一軍定着しポジション争いに参戦。
高校からドラフト下位で日本ハム入り。1年目の02年に早速一軍デビューで初ヒットも記録。もともとドラフト時に横浜が獲得を目指していた選手で、そういった経緯からか3年目の04年移籍。移籍1年目はファームの盗塁王に輝き、一軍でも3盗塁を記録した。
05年はほとんど代走ながら30試合と出番をかなり増やした。足に関しては充分一軍レベル。翌年は二軍暮らしだったが、32盗塁で2度目のイースタン盗塁王を獲得。そして07年はついに一軍に台頭してきた。前半はそこそこだったが、オールスター後代打でプロ初ホームランを放ったのを機に出番が急増。スタメン機会も増え、初めてシーズン打席が100を越えた。快速ぶりを発揮してチーム唯一の二桁盗塁を記録。レギュラー候補に名乗りを挙げるシーズンとなった。
ただこの台頭をピークに以降は後退。期待された08年打撃がさっぱりで代走要員に逆戻りしてしまい、石川に大きく後れを取ることとなった。09年はさらに落ち込み、レギュラー争いどころか一軍にも残れずほぼフルシーズン二軍暮らし。
昨年は少し持ち直し出場を増やしたが、打席機会も守備機会も非常に少なくほぼ代走限定の起用だった。シーズン後トレードで今季はオリックスへ。昨年12球団最少の盗塁数だったチームで、その脚力を武器に一軍定着を狙いたい。

野本 圭

即戦力外野手、バランス型

左投左打
岡山南高〜駒大〜日本通運 中日09ドラフト1位〜
年度 球団 試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率
09 中日 64 175 44 6 1 2 58 13 1 6 0 6 4 34 .251
10 中日 118 238 52 7 2 4 75 27 0 9 3 26 1 53 .218
通算 2年 182 413 96 13 3 6 133 40 1 15 3 32 5 87 .232

ドラフト1位入団、レギュラー定着を期待される外野手。1年目から多くの出場機会を得た。
大学時代もベストナイン3度と中心打者として活躍。社会人に進み、ドラフトでは2球団が競合。抽選の末中日入りとなった。社会人外野手としては89年オリックス佐藤和弘(パンチ)以来のドラフト1位。当然期待は即戦力で、開幕2戦目には早くも先発出場。その試合でプロ初安打をホームランで記録し、序盤はライトで積極的に起用された。しかし野手の1年目はやはり厳しく、打率が伸びず6月に二軍落ち。それ以降後半は出場機会が大きく減り、何度も昇降格を繰り返す一軍半状態でシーズンを終えた。
尻すぼみの1年目だったが、2年目の昨年はほぼ一軍定着。ライトでの先発出場に加えてチームトップの代打起用で、100試合以上に出場し、打席数も200台の後半と準レギュラー格に。ただ打撃のほうはずっと低調で7月末時点で1割台。8月以降ようやく持ち直したが、2割そこそこの打率でシーズンを終えた。
昨年入団した大学の後輩大島に比べて随分見劣りする結果に終わったが、一方で代打では面白い成績も残した。打率こそ2割2分と振るわなかったものの、53打席で10もの四死球を拾い、3割8分の出塁率を記録。先発時は213打席で17四球なのだから、まるで別人のような状態。シーズン四球の7割がフルカウントから選んだもので、このしぶとさを安定して発揮できればもっといい成績も残せそうだが。